
「将軍的欲望」と時代錯誤の思い込み。国のトップに立つ者として、一般国民にとっては、いかに迷惑な存在だったかがよくわかる。安倍の功績としてウヨ(右翼ではない)たちが挙げているのは、情緒的な曖昧模糊とした言種に過ぎず、具体的に挙げられるものはなにもない。経済成長もロシアとの領土問題も拉致被害者もコロナ対策も、もっと遡れば消えた年金なんてものもあったが、何の進展もなかった。むしろ後退したし、拉致被害者は帰国を阻んだ。
これに対して悪行の方は、上で田中優子が書いているように、いくらでも具体的に挙げられる。
このコラムの最後に書かれているファシズム前夜の恐れ。これを裏付けるのが、同じく今日の前川さんの本音のコラムだ。

国葬(儀)と称して何十億もの税金を投入した「国」を挙げての行事に戦前の国家神道の曲を演奏する。憲法20条の第3項にはこう書かれている。「国及びその機関は(中略)いかなる宗教的活動もしてはならない。」憲法違反であるだけではなく、かなり露骨なファシズムへの傾斜を感じさせる。
第二次大戦が終わった時、亡命していた劇作家ベルトルト・ブレヒトが言った言葉を連想する。
「
諸君、あの男の敗北を喜ぶな。(中略)奴を生んだメス犬がまた発情している。」
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