
ヤフオクで1960年代のミロワール・デュ・シクリスムを25、6冊手に入れました。さっそく我が家の悪戯猫がこれ見よがしにクンクン、スリスリ、ゴロゴロしにやってきました 笑) 我が家にはやたらと愛想の良い保護猫のこいつと室内で飼っている野良猫の二匹がいるんですが、
野良猫のやつには以前ミロワールの表紙をボロボロにされたことがあるので、気をつけないといけません 苦笑)
もっと古い自転車雑誌だと、以前紹介した
ル・ミロワール・デュ・スポールや、その後継雑誌 But et Club (
以前1952年のコッピのやつを何回かに渡ってここで紹介したことがあります)もあるんですが、日本でも有名だったミロワールの創刊年の号というのが嬉しいです。
ネット検索してみるとミロワール誌は1960年1月に隔月刊で発行されて6号まで出た後、1961年1月から月刊発行になり、ナンバリングも1号からにリセットされたようなことが書いてあります。
というわけで、今回手に入った中で一番古いのがこれ。

このクラシックの王者リック・ファン・ローイが表紙を飾っている1961年5月の号はリセット後の第5号というわけです。ちなみにリセット後の第1号は前年末に亡くなったファウスト・コッピへの献呈号だったそうです。見てみたいけど、これはプレミアついているだろうからなかなか出てこないだろうなぁ。
しかしこのミロワール・デュ・シクリスムもフランス共産党系の出版社から出ていたってのが、ちょっと驚きですわ。これは別の号ですが、当時の広告も楽しいです。

ビール会社の名称がドイツ語的なのでアルザス地方のビールだろうと思ってググってみたら、たしかにアルザスの醸造所でしたが、1989年に倒産して、現在この名称はハイネケンが取得してアフリカで主に売られているとあります。栄枯盛衰。。。
さて、1961年といえば先日亡くなったゴダールの「勝手にしやがれ」が1960年なので、ヌーヴェルヴァーグのはじまった頃。ルイ・マルの「死刑代のエレベーター」とかトリュフォーの「大人はわかってくれない」とか「突然炎の如く」とか、アラン・ドロンの「太陽がいっぱい」とか、フランス映画の黄金時代ですね。
届いた雑誌、まだパラパラ見ただけですが、そのうちヒマを見てご紹介していきましょう。ただ製本の質が良くないから取扱注意だな 笑)
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