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デーゲンコルプのブエルタツィート日記(6)

2022.08.26.10:57

いや、すごい霧でした。1999年のブエルタのアングリルゴールを思い出しましたが、ゴール地点はあれ以上でしたね。あの時と同じように、ゴール直前でエフェネプールがひっくり返すんじゃないかと思ったんですが、何も見えませんでした 笑)

しかし、エフェネプールが強かったですねぇ。この人ジュニアの時から先頭交代なんて要求しないで、もうただ一人黙々とワシワシ踏んで、後ろがつけなくなるというなんか別次元の強さをみせていました。昔のメルクスの記録映像なんかには、メルクスがスピード上げると後ろがどんどんちぎれていなくなるというシーンを見ることができますが、なるほど、メルクスの再来といわれるわけだ。

普通はアタックして一気にライバルたちを引き離し、あとはイーブンペースで逃げ続けるもんなんだけどね。僕にとって忘れられないのは、1980年台のデルガドでしょうか。上りで一瞬後ろに5メートルぐらい下がって、あれ?デルガドが遅れた? と思った瞬間に後ろから加速をつけてアタック、ライバルたちの横をすり抜けるときにはトップスピードになっていて、他の選手たちの反応が遅れる、というシーンをずいぶん見ました。ああ、登りのアタックってこういうものなんだと思ったものでしたが。。。

結局エフェネプールの場合、昨日ぐらいの上り勾配だと十分グランツール優勝できるぐらいの強さを発揮するんだけど、激坂が弱いんでしょうね。自転車を長時間速く走らせる能力は飛び抜けてるという印象です。



Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?

ジョン・デーゲンコルプ: とうとうまた雨だよ。

C: 天気が変わると肉体的にはどの程度差が出るの? また気温の差はレースではどれぐらい重要なのかな?

デ: おそらく最後の5キロを別にすれば、気温はずっとかなり高かったと思う。むしろ雨だよ。乗り方を雨用にシフトしなけりゃならないからね。今日はみんながみんなうまくいったとは言えなかったね。なんども滑って落車する音を聞いたし、誰も深刻なダメージを受けなかったことを願うよ。

C:  下りについてはどう感じた? 今日はいくつかの箇所では非常に危険だったんじゃない?

デ: うん、最後の下りは本当にテクニカルで難しかったね。全神経を集中させなければならなかったよ、それは後方のグルペットの中にいてもそうだったね。

C: ありがとう、ジョン。うまく回復してね。また明日。


ボーラの方はジョーカー役のイギータが最後ちょっと遅れたようですが、ヒンドレイとケルデルマンは有力選手たちの集団で同タイムゴール。


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プロフィール

アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとしてゴミ箱に入れられることがあるようです。承認待ちが表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す(22年3月2日更新)

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