1980年代中頃からロードに乗ってるけど、下りでサドルを下げると安定するという発想は、これまで全く持ったことなかったです。
直線の下りだとお尻を思いっきり後ろに引いて手を伸ばす(パンターニがよくやってました)と安定するような気がしてましたが。
先日のミラノ〜サンレモでモホリッチが使った製品はフォックス・バリオの「トランスファーSLパフォーマンス・エリート」という商品だそうです。マウンテンのクロカンやグラベル用で、5〜7cm(製品により違う)サドルを上下させられるようです。rsn によると、サドル位置は最高位置と最低位置の二箇所でしかロックできないとなっていますね。
重量は330g ぐらいなので、通常のシートポストと比べても150g程度しか重くなっていないのではないか、とのことです。
UCIの反応ですが、すでに2014年にドロッパーポストの使用は承認していたというし、2016年にヴィンチェンツォ・ニバリがツールでこのタイプのシートポストを使ったことがあるようです。ただ、当時のものは2cmしか上下せず、しかも重かったみたいですね。
どうなんでしょう。モホリッチが予言するように、来年の高級ロードバイクにはこのシートポストが標準装備されるようになるんですかね?
ふと、思い出したんですけど、1990年代前半には、パリ〜ルーベ限定でしたが、やっぱりマウンテンから入ってきたサスペンションフォークが使われ、デュクロ・ラサールはそれを使って優勝したこともあったんですけど、そのうち誰も使う人がいなくなりました。

© L'ÉQUIPE PARIS ROUBAIX Une journée en enfer. ISBN: 2.91553521.3
このドロッパーポストの方は定着することになるんでしょうか?
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