今日の東京新聞の本音のコラム。前川さん、かなり思い切ったことを書いてます。

「外国人を排撃する人間は『自分は日本人だ』と思うことにより辛うじて自分のアイデンティティーを確保している愚かな人間だ。独立した人格と自由な精神を持たず、個人として立っていられない哀れな人間なのだ。」
昨日も書いたばかりだけど、結局社会が格差に満ち、劣化していくと(
格差が社会を劣化させるということも、以前書いた)、自己肯定感が乏しくなった人は、その不満を、自分とは違うとレッテルを貼れる少数者たちを叩く方向で発散しようとする。少数派に対して、大きな「国」という概念を背負って、あたかも自分が権力者にでもなったかのように錯覚し、偉くなったような気分に浸って、勇ましいことを放言し、権力者たちと自己同一化した挙句、批判する人たちを否定する。そこには論理などない。単純にサヨクだからとレッテルを貼って、自分の妄想で仮想敵を作り、反対のために反対する。「個」としての「人」というものに思いをいたすという想像力も欠けている。
現状を批判することが、社会の劣化を防ぐ唯一の手立てであり、自分を取り巻く社会を変えることは自分たちにとっても得になることが多いにもかかわらず、自分をさらに苦しめる者たちを支持するという人間の心理の不思議。
うん、ちょっと話がずれました 苦笑)
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