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UCI がロシアとベラルーシを除外へ

2022.03.02.23:10

今のUCI がどんな組織かは知らないけど、昔は酷かったからね。説ブログでも何度かボロカス書いたことがあった。特に10年ほど前は、UCI 会長のフェルブリュッヘンとその後のマッケイドはドーピング隠蔽疑惑の関連で批判したエントリーをたくさん書いたもんだったhttp://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-1107.html。 

さて、そのUCI がロシアとベラルーシの代表チームはレースに参加させないことを決定しました。参加を認めないどころか、チームライセンスの没収だそうで、さらにこの二つの国で開催される国際レースはUCI のステータスが取り消し。つまり国際レースにロシアとベラルースのチームは参加できないし、この二つの国で行われるレースには、他の国の選手たちは参加するなということかな。

今日開催のイタリアのトロフェオ・ライグリアではロシアのガスプロム・ルスヴェロチームが招待されていたけど、これも取り消しでしょうね。スタートリストを見ると、ガスプロムのメンバー構成はロシア人は二人だけで、他はイタリア3人、チェコ2人となってて、彼らにとっては、とんだトバッチリとも言えますねぇ。

このガスプロム以外に、ロシアのコンチネンタルチームとして他に三つのロードのチームとトラックチーム一つ、女子のコンチネンタルチーム一つがUCI に登録されているそうです。

ただし、他国のチームに所属する選手には当てはまらないそうで、たとえば・拙ブログとして気になるボーラのロシア人選手アレクサンドル・ヴラソフは処罰の対象外になるようです。ヴラソフ以外だとイネオスのパーヴェル・シヴァコフがロシア人、アスタナ(ここも給料未払いで揉めてるみたいですが)のアレクサンドル・リアブシェンコがベラルーシ人ですね。彼らも対象外でレースには出られるようです。

いや、プーチンにしろベラルーシのルカシェンコにしろ、独裁者であることは間違いないし、マスコミを支配して、対立する候補者を徹底的に弾圧、場合によっては殺人も辞さないというとんでもない権力者たちであることはわかるけど、権力を持たない普通のロシア人やベラルーシ人には一人一人別々の思いがあるんだろうけど。。。

いや、テコンドー団体がプーチンの黒帯剥奪とか、柔道連盟の名誉資格取り消しはわかるんだけど、たまたまロシアのチームにいたイタリア人やチェコ人にとっては、どうしようもないもんねぇ。ロシアのチームなんかやめちゃえって、外野は簡単に言えるけどさ、彼らだってやっと見つけた就職口だったんだろうし、簡単にやめられないよね。

さっきもらった拍手コメントで教えてもらったんだけど、国際的なロシア人指揮者のゲルギエフがミュンヘンフィルを解任されたそうだ。個人的にはこれもなんか違和感感じるんだよねぇ。踏み絵(いまは絵ぶみっていうのかな?)を踏まされてるような痛々しさが感じられるんですよ。。。有名人であればあるほど、反プーチンなんて言えないだろうからねぇ。


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アンコウ

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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとしてゴミ箱に入れられることがあるようです。承認待ちが表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す(22年3月2日更新)

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