
うーん、4週間前から読み始め、なんとか今年中に読み終わりました。
おかげで今日乗る予定だった自転車は乗れず、今年の総距離は3000キロに5キロ足らず 苦笑)まあ、乗らなかったのはこの本のせいではなく、単純に今日の東京は寒すぎだったからなんですがね。
というわけで、一昨年の3月に I を読み終わり
http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-3733.html、9月に IIを読んで
http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-3832.html、それからちょっと間が空いてしまいました。
II の時に、ほぼ完璧にまとまっているかに思われた第二部で一つだけ宙ぶらりんのエピソードがあると書いたんだけど、やっぱりそれが大きな役割を果たしました。しかし、最初から II、II から III とどんどんスケールが大きくなり、この最終巻は… おっと、ネタバレするわけにはいきませんね 笑)
冒頭「時の外の過去」という訳のわからない文章で始まり、本編の間にこの短い文章が挟まります。この文章は一体誰がいつ書いたのかは最後にわかります。しかし、ものすごいスケール 笑) 途中も奇想天外、驚天動地の発想で、そんな馬鹿な!と言う人もいるかもしれませんが 笑) 途中に挟まれるメルヘンが完成度が高いし、それが全体の話とつながって、ときどき思い返されるのも面白いところです。
後半の話のテンポはかなり速く、掩体計画から曲率推進や暗黒領域計画だのと、目眩く思い。そしてラストへ向けて、え? 彼らは?? という気持ちを取り残したまま、ラストのなんとも私好みの終わり方 苦笑) 最後の主人公たちの決断に感動します。ナウシカのラストの、腐海の底の砂地に置かれた航空帽の傍らに芽吹いた双葉のような。。。
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