濃霧のゴールでした。濃霧の激坂登りゴールというと即座に思い出すレースがあります。まあ
これまでも何度か書いてるんですが、昨日の放送でも名前が出ていたアングリルという最大23%の上りが登場した1999年のレースです。最後の濃霧の中、ゴール直前で唐突に出てきた故ホセ・マリア・ヒメネスが、それまで一人で逃げていたパーヴェル・トンコフを逆転してステージ優勝したんですが、後ろの方では23%のところで選手たちが足をついていた時代でした。36X28なんて無かったですからね。
当時はまだ日本語の放送はなく、スペイン語チャンネルで字幕もないまま放送してました。むろん選手の名前が時々聞き取れるだけだったけど、毎日ハラハラドキドキしながら見てました。
というわけで、グロースシャルトナーは大きく遅れました。トップテンからも滑り落ちて13位。10位のルイ・メィンティスとは4分半の差がついてしまいました。
グロースシャルトナーの話。「今日は一日調子が悪かった。これ以上の走り方はできなかったね。ショックから立ち直るのには何時間か必要だよ。昨日の落車は影響があるかもしれない。ちょっと頭をぶつけたし、いまもちょっとクラクラしてる。あとでバスに戻ってチェックするよ。」
*18ステージ
Cyclingmagazine : 今日はどうだった?
パトリック・ガンパー: やっと逃げに乗ることができたよ。でも最初の山までだけだったけど。そのあとは千切れたよ 笑) 絶好調じゃなかったけど、そうだとしてもあのスピードにはついていけなかっただろうな。あれじゃどうしようもない。
C: 最初の山までは力が蓄えられていて楽に走れたんだね? だけど集団は速すぎたってことかい?
ガ: 楽に走れなんかしなかったよ 笑) ただ、集団に戻った時にはまだ力が残ってたから少しだけ集団に残ってたけどね。
C: 最後の山の感想を。そして君の使ったギアを教えてよ。
ガ: 長くてきつい坂だった。ちょっとでも勾配が緩くなると嬉しかったね。36X30 を使ってたよ。
C: 今日のクイーンステージは最後がブエルタで最もハードな山だった。このステージが終わってほっとしているのかい?
ガ: うん、まだハードな日が2日待ってるけどね。マップで見ると比較的簡単そうに見えるけど、僕はかなり怪しいとおもってるね。
C: うまく休養してね、ありがとう、またあした。
*
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