以下の表を見てj欲しい。

東京新聞のサイトから拝借してきたものだけど、山本太郎がよく言うように、消費税がなんのために使われているかがはっきりわかる。
消費税が導入されたのは1989年。当時消費税の税収は全・国税収入の4.6%だった。当時と現在、国税収入額は60.1兆と57.4兆と、たいして変わりはない。
つまり消費税が増えた分、減ったものがあるわけだ。法人税と所得税だ。1990年には所得税の最高税率は70%、法人税は40%だったのが、現在所得税は最高45%(しかもこの最高税率に該当するのは年収1億円ぐらいの人で(それだってすごいお金持ちだが)、もっと稼いでいる人はどんどん税率が下がっていくのだという)、法人税も23.2%。
自民党が消費税5%から8%になるときに「消費税率の引き上げ分は、全額、社会保障の充実と安定化に使われます」という大嘘ぶっこいたことは以前書いた。

冷静になって考えてみればわかる。だって消費税が上がってるのに、社会保障はどんどん悪くなっているんだからね。所得税と法人税を累進課税化して、最高税率ももう少しあげるだけでも、消費税なんか廃止するのは簡単だろう。
僕らは法人税を引き下げ、企業の儲けを増やすため、大金持ちの税金を引き下げるため、消費するたびに1割増しの余分な金を払わされているのだ。
そして今回のコロナ・オリンピック禍ではっきりしたように、政府は僕らのことなど何も考えていない。自分でなんとかしろというのである。
消費税は社会保障になどほとんど使われていない。これだけは国民みんながしっかり意識しておく必要がある。
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