

「重症者や重症化の恐れのある人以外は、原則自宅療養とする」そうだ。上の厚労省のHPに出てる手引きでは軽症でも「リスク因子のある患者は入院」とあるのに、今回は「重症者」に区切っているってことは軽症者は自宅にいろということになる。ポイントは二つ。
一つは「重症化の恐れのある人」にどこまで含むのか? 本来、中等症1でも肺炎所見で、「入院の上で慎重に観察」とある。これは「重症化の恐れのある人」とみなすのか、それとも自宅にいろということになるのか?
そして二つ目はもっと嫌な言葉、「原則自宅療養」という言葉だ。原則ということは例外があるということ。例外に当たるのは多分議員とかネトウヨ評論家が万が一コロナにかかれば軽症でも「例外」とみなされ即入院になるのだろうね。
上の斎藤美奈子のコラムにあるように、一般国民は「危篤に近い状態にある方以外は、死ぬほど苦しくても自宅放置。症状が悪くなっても入院できるとは限りません」ってことだ。要するに棄民政策だ。まあ、すでにだいぶ前から政権与党は国民のことなんか何も考えていないことは知れ渡っていたと思うけど、いよいよ正面から国民を切り捨てますと明言しているわけだ。
昨日だったか、TVで見てて驚いたのは、65歳以上のワクチン接種率が高い世代の罹患率が全体の20%から2%に下がったとスガは言ったそうだが、%で見るのはかなり小狡い誤魔化しで、実際には数としては20%だった時70人代だったものが2%と言いながら実数は80人に増えているそうだ。全体が増えてるからパーセンテージは下がったけど実数はほとんど変わらないか、むしろ増えている。
そうは言っても感染者が毎日3000人を越えてる状況で、確かに65歳以上のワクチン接種率は上がっていて、全体の中でのパーセントは減っているのは確かだろう。だが、それでは今後の65歳以下のワクチンはどうなるのかと言えば、今2回目のワクチンを待っている状況で、新規で1回目を打つ人が非常に少ないそうだ。つまりワクチンが足りないっていうわけだ。うちでも学生の3女だけはまだ1回目も打ててない。うちの市では即満員になってしまった。また学校で打てるというのだが、HPがなかなか繋がらないらしい。
そこへ持ってきて病床が足りなくなって、とうとう今回の棄民政策。病床が足りなくなったのだって病床を増やすための予算をつけてこなかったからだ。この1年以上、政府は何してたんだ? 楽観論と無策、補償らしい補償もなしで国民のみなさまへのお願いだけ。まあ、野党からやいのやいの言われたから一回だけ10万円と布マスク2枚を配ったけどね 苦笑)
政府は運の悪い人は切り捨てることにしたと言っているんだよ。運が良いことを期待して、あとは政治に無関心、それでいいのか?
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