アッチラって聞くと、世界史でゲルマン民族大移動を引き起こしたフン族のアッチラ大王を連想します。子供の頃にTVでジャック・パランス(
シェーンの悪役)がアッチラ大王に扮して暴虐の限りを尽くした末に成敗されるっていう映画を見たことがあります 笑)
ハンガリー人にアッティラXXという名前の人が時々います。音楽研究家にもこの名前の人がいたような。。。ハンガリー人ってヨーロッパの中ではフン族の末裔とみなされていたそうですし、苗字と名前の順番もアジア風だし、ヨーロッパ人にとっては異質な感じがするんだそうですけどね。
むかしラジオ番組で芥川也寸志が初めてドイツに行った時、何回も繰り返し「君はハンガリー人だろう?」と言われたといってました。まあ、芥川也寸志の顔立ちはアジア系と言ってもちょっとソース顔だったともいえるから、そう見られたんですかね?
いや、実際のハンガリー人は、このアッティラ・ヴァルテルも、別に普通の西洋人の顔です 笑)まあ、芥川がドイツでハンガリー人と言われたのも、実際にそのドイツ人たちがハンガリー人を見たことあったわけではないでしょうからね。巷間広まっているフン族の末裔というイメージだけで、ちょっとソース顔のアジア人をハンガリー人だと思ったってことなんでしょうけど 笑)
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第7ステージ、ノタレスコ~テルモリ 181km
Cyclingmagazine : どんな日だった?
デンツ: 眠かった。最大のテーマはこの長いコースで眠らないように集中するってことだった。最後は非常に激しく、またテクニックが要求されたね。
C: 前半はなにして暇つぶししてたの?
デ: プロトンの中を見回して、何人かとおしゃべりしていた。もちろん今日はメンタルを完全に切り替えて、ちょっと夢想していたのも、僕にとってはよかった。メンタル面でのストレスって長いレースではけっこう大きいんだよ。
C: ラストの役割分担はどのぐらい正確に決めてあったの? 距離ごとに誰がロマン【バルデ】のそばにいて、誰がマックス【カンター】のアシストをするか決めてあったの? それとも自発的にやったり、司令塔役の選手が指示を出したりしたの?
デ: みんなで一緒に固まろうとしてた。ゴール5キロ前まではパーフェクトだった。僕がずっと最後尾につく役だったから、後ろから僕たちの「バブル(チーム員が固まって走っている姿を上空から見て泡のように見立てたのでしょう)」に割り込ませないようにしてた。
この仕事は誰も見てないし、みんなから遅れることもあるから、報われない仕事なんだけどね。ゴール前4キロでリードアウトポジションにスイッチしようとした時、一回ブレーキをかけなくちゃならなかった。すでに【リードアウトの】順番が決まっていたけど、こういう激しい状況ではフレキシブルに対応しなくてはならないんだ。
C: マックス【カンター】はスプリントで8位になった。ラストの状況やライバルたちを考えれば悪い結果ではないと思うけど、どうだい?
デ: もちろんさ。今日はチームとしてはよいパフォーマンスを示せたと思うよ。全員が100%の力を出して役割を果たした。マックスは存在を誇示することができた。スプリントを重ねるごとに、僕らは少しずつだけどよくなっているよ。
C: あしたはまた、むしろ山岳でのリードアウトが大変だね。どうもありがとう、うまく回復してね、また明日。
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ところで、総合トップのアッティラ・ヴァルテル、4月に論文提出して大学での学位取得してるんですね。6月にはツール・ド・ハンガリーをJスポでもダイジェストで放送するそうだし、ちょっとしたハンガリーブームです 笑) 今夜はハンガリーの監督タル・ベーラのDVDでも見てやろう 笑)
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