
図書館で借りてきました。うーん、すごい小説でした。面白かったと言うと不謹慎と怒る人もいるかもしれません。ネタバレしないように書きますが、東日本大震災で傷ついた二人の親友の娘の、いわば再生の物語です。
あちこちに伏線が張りめぐらされていて、二人の娘の独白の形で話が進みますが、最後の方は本当に感動的です。電車の中で読んでて困りました。出てくる人達の何人かは最初はなんだかわからないのですが、読み進めていくと、あれ?この人は。。。と気が付くことがたくさん出てきます。たとえば「バスは来ない」と教えてくれたおばあさん。
途中からは昔ここでも紹介した
コニー・ウィリスの「航海」を連想していました。なんか、雰囲気がそういう感じだったんですよね。
震災から5年でこういう小説が書けるという作者の小説家としての自負というのか勇気というのか、それもすごい。
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