But et Club. Le Miroir des Sports の7月14日号です。表紙はコッピとジェミニアニです。ピレネーのペイルスールド峠の写真。自転車のパーツ関連はどうも知識不足ですが、ジェミニアニのブレーキはマファックのセンタープルでしょうか?写真で見ると結構これ使っている選手が多いですが、コッピは私の世代では見慣れたサイドプルのカンパでしょうか。
胸のポケットにチューブラータイヤ襷掛けで鬱陶しいだろうなぁ。胸のポケットも便利そうだけど、いろいろ入れるとかなり邪魔そうでもあります。
第15ステージはアヴィニヨンからペルピニャンへの255キロ。上はニームにあるローマ時代の遺跡の前をサイクリングペースの集団。下は先頭を逃げるジョルジェ・デュコーと、バルタリのアシストとして有名なジオヴァンニ・コッリエリ。結果的にはフランス人デュコーがアタックして、ゴールではコッリエリを9分近く引き離して優勝ですが、後ろの追走集団はほぼ25分遅れっていうのが、まあ、今日の目からするとびっくりですね。
16ステージはペルピニャンからトゥールーズへの平坦な200キロで、スタート前のインタビューでロビックだけは相変わらず敗北を認めず強気の発言をしていたようです。最近はこういう破天荒な選手っていなくなってしまって、みんな優しく穏やかで慎み深くなってしまったような気がしますね 笑)
このステージも暑かったようです。上の写真には、選手たちは泉の誘惑に耐えられなかったと表題がついてます。しかし得体の知れぬ泉の水なんか飲んじゃって大丈夫なんでしょうか 笑) よく旅行ガイドブックなんかではヨーロッパの水道水はそのまま飲まないほうがいいと書いてあるし、実際私の友人は水道水飲んで下痢になったと言ってましたがね 笑)
このステージの勝者はアンドレ・ロッセール。第二ステージに続いてこのツール2勝目です。このステージは10人以上の集団スプリントで決着したようです。
で、休息日。選手たちの様子です。
コッピ(左上)とバルタリ(左下)は別格で一人ベットに横になってますが、アシスト選手たちは相部屋なんでしょうか。右上は当時の有名な歌手のティノ・ロッシからインタビューを受けるロビック。右下はジェミニアニが夫人と少し前の But et club 紙を見ているところです。
で、いよいよ17ステージはトゥールーズからバニエール・ド・ビゴールまでの山岳コース204キロ。
左の教会の前を登るのはアレス峠でアタックしたドットという選手。右下はペイレスールド峠で先行する有力選手たちです。左からコッピ、ジェミニアニ、オケルス、ジェラベール、ロビック。
上記の5人からペイレスールドの頂上でジェラベール(右)がアタック、ロビックがそれに反応しますが、山岳賞はジェラベールです。後ろに小さく見えるのがコッピですね。
しかしこの下りでアタックしたのはジェミニアニでした(左)。そのまま次のアスパン峠では後続に1分ほどの差をつけ、ゴールのバニエール・ド・ビゴールでは1分以上の差で単独ゴール。2位争いは20人弱の集団ゴール(右の一番下)。
ゴール後はさしものラファエル・ジェミニアニといえども食前酒サン・ラファエルというわけにはいかず、ペリエです 笑) 第8ステージに続いて2勝目。 つづく
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