
いやあ、このスタイルをスーパー・タック・ポジションというのは初めて知りました。タック(tuck)って「折り畳む」とか「しまい込む」っていう意味みたいですね。
去年のツール・ド・ポーランドでのファビオ・ヤコブセンの大怪我からUCIは自転車競技における安全性を高めることに努力していたそうで、今年の4月1日から下りでのこのポジションは不可とすることに決めたとのこと。
ただ、この決定に対しては多くの選手が早くも否定的反応を示してますね。ミヒャウ・クヴィアトコフスキやエガン・ベルナルのイネオス勢や、拙ブログ常連のジーモン・ゲシュケは選手の安全性を高めるためにはもっと優先されるものがあるはずだと言ってます。
ゲシュケの話「去年のツール・ド・ポーランドでの下りスプリントでは一人選手が死にそうになったのに、処罰されたのはフルーネヴェーヘンだけで、ゴールのフェンスの位置の安全性に配慮不足があった主催者はなんのペナルティもなかった。」
このポーズを禁止する前にやることがあるだろうということでしょうか。
さらにマキシミリアン・シャハマンもこんな発言。「自転車競技の安全性に努力してくれるのは嬉しいけど、これが禁止されても規則に合わせた新しいエアロポーズが開拓されて行くだろう。問題はその新しいポジションがもっと安全なものになるのか、それとも以前にも増して危険なものになるのか、だね。」
私はこのポーズは前から書いているように反対だし嫌いです。安全性云々以前にそもそもが格好悪いでしょ?? 笑)下りのフォームについてはかなり昔書いたこんなエントリーもどうぞ。
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