やっぱり下馬評通りでゲーガン・ハート(と発音してますね)が同タイムだったジェイ・ヒンドリーに15キロ強で40秒ほどの差をつけて逆転優勝でした。去年のリカルド・カラパスに続き、拙ブログとしてはノーマークの選手が優勝でした 笑)と、よく考えたらリカルド・カラパス、ブエルタの昨日のステージで総合トップになってますね。
拙ブログとしてはむしろ、パトリック・コンラートと、拙ブログ初登場のヘルマン・ペルンシュタイナーの二人が8位と10位になったこと話題にしたいところです。グランツールでトップテンにオーストリア人が二人も入ったのは初めてのことだそうです。
コンラートは2年前にもジロで7位に入ってて2度目のトップテン入り。ステージでもトップテンは6回あったんだから、そのうちグランツールのどこかでステージ優勝してもおかしくないと思うんだけど、ボーラにいる長い名前のオーストリア人選手たちの中で埋没感がありますねぇ 笑)
コンラートの話。「ジロは終わった。僕としてはチームはとても良いパフォーマンスを見せたと思う。ペテル・サガンがステージ1勝したし、最後までポイント賞を争えた。そして総合では僕がトップテンに入れた。チーム全体が存在感を示せたし、ステージ優勝争いに何度も加われた。僕としてはジロは3回目だし、3週間楽しかったよ。レースは終わった。コロナのせいで難しいシーズンだったけど、これで家族と一緒の時間を過ごせるのがとても嬉しい。」
一方のペルンシュタイナーは新城君とチームメイトのバーレーン・マクラーレンの選手。ペロ・ビルバオ(総合5位)のアシストとして出たんですが、トップテンに入りましたね。もともとマウンテンの選手でプロ入りが遅く、すでに30歳。
オーストリアには80年代末にツール・ド・スイスで優勝したヘルムート・ヴェクセルベルガーという選手がいました。ずっとアマチュアでオリンピックや世界戦でも活躍し、34歳でプロ入り、スイスでは現在に至るまでの最高齢優勝者(36歳)です。それに比べればまだまだ先はあるぞ!
ペルンシュタイナーの話。「今年はひどいシーズンだったよ。特に先週は辛かった。寒さに弱いんだよ。いつもなら寒いと力が出ないんだ。でも調子が良かったから良い結果につながった。二週目は膝が痛かったんだ。それからステルヴィオ峠の下りではスズメバチに太ももを刺され、最後のステージではその影響が出てしまった。ジロ期間は移動ばかりだったから、自分のベッドで寝たいよ。ジロで良かったのは沿道に観客がいたことだね。観客がいないロードレースなんてつまらないよ。特にイタリアではそれが魅力なんだから。見ている方も嬉しかったと思うよ。」
スズメバチとありますが、Hornesseは辞書によるとモンスズメバチという種類で、スズメバチの中では中型の、ヨーロッパで主流のスズメバチだそうです。オオスズメバチほど毒性は強くないそうですが、アナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあるとのこと。ペルンシュタイナー、もう一度刺されないように気をつけなくちゃね。
しかし、下りでハチに刺されるってあまり聞かないですね。個人的に蝶々が顔に当たってしばらくへばりついていたり、逆に上りで黄色いジャージで牧場の近くでブヨ? に追いかけまわされた経験はありますが 笑)
よければ、下の各ボタンをポチッとお願いします(まあ、大した意味ないですので、ポチッとしなくても構いません。おまじないみたいなもんです 笑)

にほんブログ村
- 関連記事
-
スポンサーサイト