大阪で山本太郎の街頭演説会が警察によって邪魔され、半ば中止に追い込まれた。
去年、北海道で安倍の演説にヤジを飛ばした一般市民を警察が、根拠も示さず(今になっても示してない)取り囲んで排除した事件があったが、とうとうここまできたわけである。もはや法治国家ではない。これは山本太郎を応援するとか否定するとか言うレベルの話ではない。
日本国内では排他的差別的な団体のデモは警察に守られる。権力批判すれば、根拠なく学術会議任命拒否されたり、警察がやってきて法的根拠もなく中止しろと言われる。
数年前に大阪から沖縄に派遣された機動隊員が「土人」発言して批判されたことがあった。あの時大阪維新の松井は機動隊員に労いの言葉をかけた。そもそもその時点で差別を批判するどころか、お墨付きを与えたのである。つまり、勘ぐれば、今回の事件は、維新が進める大阪市消滅に反対する山本太郎を、その時の恩義に報いようとして邪魔したのだと思えるのである。まさか維新が直接やれと命令したとは、さすがに僕も思わないが、そういう忖度(10年前ならこんな漢字読める日本人の方が少数派だっただろう)が働いたのだろう。
世界を見れば、山本太郎を否定する人たちが大嫌いな中国や北朝鮮やベラルーシ、あるいはロシアみたいな権力批判を徹底的に弾圧しようとする国もあるが、日本は辛うじてまだそこまでは行ってない。だからこんなことをすれば逆効果だろう。あくまでも「まだ」だが。
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