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ドイツチャンピオンはマイゼン

2020.08.24.12:29

Jスポではフランス選手権を放映してくれましたが、ここではドイツ選手権を見てみましょう。



ケムナが取らないかな、と期待していたんですが、優勝はマルセル・マイゼン、ドイツのシクロクロスで4連覇中ですが、ロードではキャリア最高成績ですかね。アルペツィン・フェニックスチームということで、マチュー・ファン・デル・プールのチームメイト。ということでマチューのオランダチャンピオンとともにコンチネンタルチームに2枚のナショナルチャンピオン・マイヨですね。

同時に、マイゼンのロードとクロス両方のドイツチャンピオンは1984年のライムント・ディーツェン以来とのこと。ディーツェンはスペインのテカで走っていた悪党ヅラの選手ですね。80年代後半にはブエルタで2位になったこともあったはずですが、トンネル内で激突して頭を打ち引退してしまいました。

コースはザクセンリングのサーキットで、3.5キロのコースを48周回する168キロで4000メートル近く登ることになったそうですが、ラストの直線が結構な上り勾配で、アッカーマンが早めにスプリントに入って、最後にきれいに差されました。

マイゼンの話。「【スプリントになった時の戦略を質問されて】ボーラをマークしたのは言うまでもない。いつスプリントを仕掛けるかを見ていた。でもアッケス【=アッカーマン】が去年のように絶好調ではないのは感じていた。登りの直線コースで短い上りは僕向きだった。スプリントではアッカーマンの後ろにつけて、パーフェクトだった。いくらか力が残っていたしね。でもきつい1日だったよ。」

ケムナも後半何度か逃げたみたいですが(上のYouTubeでは7分15秒ぐらい)不発に終わりました。ケムナにはコース的に簡単すぎたみたいです。ボーラとしては当初ケムナを勝たせようとしたみたいですが、途中でアッカーマン勝負に切り替えたそうです。だけど、ラストの上りのスプリントで、アッカーマンにキレが足りなかったですね。

まあ、今年はディフェンディグチャンピオンのシャハマンもいないし、ブーフマンも不出場。かと思うとデーゲンコルプやゲシュケも、ツールを考えたのかな、出ませんでした。

その他の国のナショナル選手権結果もおまけ。

デンマーク:カスパ・アスグレーン(デケーニンク・クイックステップ) 独走
ルクセンブルク:ケヴィン・ゲニエッツ(グルパマ・FDJ) ボブ・ユンゲルスとのスプリント
オランダ:マチュー・ファン・デル・プール(アルペツィン・フェニックス) 40キロ独走
フランス:アルノー・デマール(グルパマ・FDJ) コカール、アラフィリップとのスプリント
オーストリア:ヴァレンティン・ゲッツィンガー(WSA KTMグラーツ) オーストリア選手権はボーラの5人のオーストリア人選手が出なかったので無名の選手が勝ちました。
イタリア:ジアコモ・ニッツォーロ(NTT) 10数人のスプリント
スペイン:ルイス・レオン・サンチェス(アスタナ) 独走
チェコ:アダム・トゥパリク(エルコフ・カスペル) スティバルとのスプリント


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プロフィール

アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとしてゴミ箱に入れられることがあるようです。承認待ちが表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す(22年3月2日更新)

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