Jスポではフランス選手権を放映してくれましたが、ここではドイツ選手権を見てみましょう。
ケムナが取らないかな、と期待していたんですが、優勝はマルセル・マイゼン、ドイツのシクロクロスで4連覇中ですが、ロードではキャリア最高成績ですかね。アルペツィン・フェニックスチームということで、マチュー・ファン・デル・プールのチームメイト。ということでマチューのオランダチャンピオンとともにコンチネンタルチームに2枚のナショナルチャンピオン・マイヨですね。
同時に、マイゼンのロードとクロス両方のドイツチャンピオンは1984年のライムント・ディーツェン以来とのこと。ディーツェンはスペインのテカで走っていた悪党ヅラの選手ですね。80年代後半にはブエルタで2位になったこともあったはずですが、トンネル内で激突して頭を打ち引退してしまいました。
コースはザクセンリングのサーキットで、3.5キロのコースを48周回する168キロで4000メートル近く登ることになったそうですが、ラストの直線が結構な上り勾配で、アッカーマンが早めにスプリントに入って、最後にきれいに差されました。
マイゼンの話。「【スプリントになった時の戦略を質問されて】ボーラをマークしたのは言うまでもない。いつスプリントを仕掛けるかを見ていた。でもアッケス【=アッカーマン】が去年のように絶好調ではないのは感じていた。登りの直線コースで短い上りは僕向きだった。スプリントではアッカーマンの後ろにつけて、パーフェクトだった。いくらか力が残っていたしね。でもきつい1日だったよ。」
ケムナも後半何度か逃げたみたいですが(上のYouTubeでは7分15秒ぐらい)不発に終わりました。ケムナにはコース的に簡単すぎたみたいです。ボーラとしては当初ケムナを勝たせようとしたみたいですが、途中でアッカーマン勝負に切り替えたそうです。だけど、ラストの上りのスプリントで、アッカーマンにキレが足りなかったですね。
まあ、今年はディフェンディグチャンピオンのシャハマンもいないし、ブーフマンも不出場。かと思うとデーゲンコルプやゲシュケも、ツールを考えたのかな、出ませんでした。
その他の国のナショナル選手権結果もおまけ。
デンマーク

:カスパ・アスグレーン(デケーニンク・クイックステップ) 独走
ルクセンブルク

:ケヴィン・ゲニエッツ(グルパマ・FDJ) ボブ・ユンゲルスとのスプリント
オランダ

:マチュー・ファン・デル・プール(アルペツィン・フェニックス) 40キロ独走
フランス

:アルノー・デマール(グルパマ・FDJ) コカール、アラフィリップとのスプリント
オーストリア

:ヴァレンティン・ゲッツィンガー(WSA KTMグラーツ) オーストリア選手権はボーラの5人のオーストリア人選手が出なかったので無名の選手が勝ちました。
イタリア

:ジアコモ・ニッツォーロ(NTT) 10数人のスプリント
スペイン

:ルイス・レオン・サンチェス(アスタナ) 独走
チェコ

:アダム・トゥパリク(エルコフ・カスペル) スティバルとのスプリント
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