
拙ブログ一押しのレンナルト・ケムナ、二日間のステージレース、ムルシア一周(ブエルタ・シクリスタ・ア・ラ・レジオン・ド・ムルシア)で総合3位になりました。総合は第一ステージで優勝し第二ステージで4位になったクサンドロ・メーリッセが優勝。2位にはピアノの教則本の名前みたいなチェルニーという選手が入り、両ステージともに5位だったケムナが3位でした。
何しろ第一ステージで10人が逃げて、追走グループはみんな17分近く遅れるという、最初のステージにして総合の可能性が一気に絞られた展開。ディフェンディングチャンプのバルベルでも17分遅れで連覇の望みはゼロになっちゃいました。要するに逃げた十人に入れた有力チーム、モビスター、ボーラ、アスタナ、CCCが後ろで完全に引くのをやめたってことですね。
逃げグループは大量リードで、安心して残り20キロぐらいからアタック合戦と牽制が始まったようです。ケムナもアタックして逃げ、最大20秒リードしたようですが、ラスト5キロで捕まってしまいました。
「逃げ集団からのアタックはチャンスがありそうだったからね。でもみんなが協力して追走してきたから最後はもたなかったし、いくらか逃げた税金を払わなければならなかった。だけど、5位は大満足だよ。総合を考えることができるポジションにいるんだから。明日はアップダウンの激しいステージだけど調子は良いよ。自信を持って走ることができる」
というわけで、税金(17秒差)を支払いながら 笑)5位に食い込んだケムナは、第二ステージでも逃げグループに入り、さらにそこから、残り40キロでバルベルデと二人で逃げて(上の写真)、一時はバーチャルで総合トップになったようですが、結局捕まっちゃいました。
「なんかしてやろうと思ってた。実際、今日はできることをなんでもやってみた。最後まで総合優勝を狙って走ったんだ。バルベルデが最初にアタックした時、フェリックス【グロースシャルトナー】が僕のために思いっきり働いてくれて、後ろに連れてってくれたんだ。僕らが追いついた時、今度は僕がアタックしてグループは5人になった。だけど逃げることに協力してくれそうな選手が他にいなかったし、リードはどんどん小さくなっていったから、もう一度アタックしなければならなかった。バルベルデと二人で逃げられた時、これでうまくいきそうに思えたんだけど、最後はちょっと届かなかった。でも自分のパフォーマンスと総合3位の成績にはとっても満足しているよ。この後アルガルベ一周に出るけど、こちらは最後にTTがあるから、きっともっとチャンスがあるんじゃないかな」
うーん、調子が良いようです。ただ、今年は無精髭を伸ばしているみたいですが、この人のヒゲって金髪でなんか汚らしいし、かなり老けて見えるからやめたほうがいいと思いますね 笑)
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