昔、浜田幸一という政治家がいた。元ヤクザの下っ端をしていたとか言われ、国会でも何もされてないのにひっくり返って、あたかも暴力を振るわれたかのように、痛え痛えと叫んでいたが、それはTVカメラが全て写していて、バカじゃないか、こいつ、と思ったものだった。
討論番組などにも出てきて、誰も相手にしないようなことを言って、なんでこんな頭の悪いおっさんをTVに出してくるんだ?と疑問だった。だけど、馬鹿なことを言うことと、そのいかにも悪党ヅラの風体で、そして何よりハマコーという愛称でテレビ受けしたんだろう。よくテレビに出ていた。
そのハマコー、予算委員会の委員長になった時に、まるで違う質疑中に、まったく唐突に、日本共産党の宮本顕治を、戦前の治安維持法下での共産党スパイリンチ事件に基づいて殺人者呼ばわりしたことがあった。しかもそれはテレビの生放送の残り時間を考えたかなり悪意のある確信犯的発言だったし、ハマコー自身も委員長を辞任するつもりでの発言だったらしい。実際すぐ辞任した。
ハマコーを讃えるつもりなどまったくない(僕は大嫌いだった)が、少なくとも本人は自分の首を賭けて発した不規則発言だったわけだ。今回の安倍の「共産党は暴力革命を目指している」という発言はハマコーの覚悟すらないまま、デマを撒き散らしているだけである。
桜で共産党議員にボコボコにされたから、腹いせに言ってるんだろうな。昨日書いた「馬鹿な質問云々」や、野党議員を「嘘つき呼ばわり」しているのと同じ発想だろう。
昨日も書いたけど、もう一度。明治からこっち、これほど低劣な首相はいなかった。これは間違いない。
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