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カーク・ダグラスのこと

2020.02.07.22:36

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僕が映画、それも洋画に興味を持つようになったのは今年90になる母の影響だ。前にも書いたことがあるけど、母はタイロン・パワーのファンだった。と言っても、タイロン・パワーという名前ですぐに顔が思い浮かぶ人はあまりいないだろうね。多分現在でもまだビデオなどで見るチャンスがあるとすれば、マレーネ・ディートリヒやチャールズ・ロートンと共演した「情婦」ぐらいかな?

いつ頃かはわからないけど、母の影響でTVでよく洋画を見るようになった頃、カーク・ダグラスの一番最初の印象的な映画は「ガン・ファイター」という西部劇だった。何しろ印象的な顔で、というか印象的なアゴで 笑)、ギョロっとした目とともに最初に覚えた俳優の一人だったと思う。

この映画は途中はあまり覚えてないけど、最後のロック・ハドソンとの決闘シーンは記憶に鮮明に残っている。ハドソンに撃ち殺されるんだけど、ダグラスの拳銃には弾が入ってなかった、というかわざと弾を入れてなかったんだね。確かハドソンがお尋ね者のダグラスを追っている保安官だったように思うんだけど友人でもあったんじゃなかったかなぁ。ヒロインのキャロル・リンレーというのが、なんともむちゃくちゃな美少女で、カーク・ダグラスを慕うんだけど、実はダグラスの実の娘だというような複雑な設定だったと思う。あー、なんかもう一度見たくなったなぁ 笑)

当時はTVで洋画が頻繁に放映されていて、多分カーク・ダグラスの映画はその後もいくつも見た。記憶にあるだけでも「ガラスの動物園」とか「探偵物語」、「炎の人ゴッホ」や「OK牧場の決闘」は見ているはず。「探偵物語」や「ゴッホ」、「OK牧場」のドク・ホリデーなんかはどれもちょっと狂気を宿したような圧倒的な存在感で、一方「ガラスの動物園」では理知的な好青年の役立ったと思う。

だけど、その後、クリスチーネ・カウフマンというフランス人形みたいな美少女女優と共演した「非情の町」という映画で、カウフマンを集団でレイプしたアメリカ兵たちの弁護士役で出てきて、悪党の無罪判決を勝ち取るというなんとも納得できない役柄で、一気に嫌いになった 笑)多分高校時代だ。でもその後大学生の頃に「スパルタカス」を見て圧倒された。やっぱりすごい俳優だと思った。

まあ、ある意味まだ生きてたんだ、という驚きもあるけど、CSのシネフィルで「スパルタカス」を放送するようなので、また見てみよう。見たことのない人は是非どうぞ。絶対後悔しないから。

合掌

***追記(2/8、10:20)***

FBで教えていただきました。「ガン・ファイター」は来月(2020年3月10日)にNHKのBSで放送されます。すでに決まっていたことで、ダグラスの死去に合わせたわけではないようですが。ツタヤディスカスにもなかったので、なかなか見るチャンスはないだろうな、と思っていました。FBで教えてくださったTさんに感謝いたします。


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アンコウ

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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとしてゴミ箱に入れられることがあるようです。承認待ちが表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す(22年3月2日更新)

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