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山本太郎が語る相模原事件

2020.01.26.16:27

先日、1月23日の島根県松江市での山本太郎のおしゃべり会。相模原事件の犯人についての分析が素晴らしかったので紹介したいと思う。



人生を生産性で考える社会が蔓延した結果、犯人はああいう思想に染まったのだという。この YouTube では2時間21分30秒過ぎぐらいから1分ほど。以下、文字起こししておく。


【現在の社会は】あなたが頑張らなかったから、あなたはそんな状態なんでしょ、っていうような、究極の自己責任社会に、もうなっちゃってるじゃないですか。

【相模原事件の犯人も】役に立ってないって思われたくないから、19人の障害者の命を奪ったんじゃないですか? 自分に少しでも価値があるってことを、まわりにわかってもらうために、人の命奪ったんじゃないですか? あの人だってそうですよ、緊縮の考え方。

緊縮の考え方、【犯人は】このままだったら日本の財政破綻するって思ったから、役に立たないものは殺すってことを決めた。それによって自分は感謝されるって思ってたってことですよ。役に立たなきゃ、ってことで。

緊縮っていう経済政策が、人の役に立ってなきゃ生きてはいけない、生きる条件として世の中の役に立つことっていうような生産性で測られたら、究極はそんなところまで行くっていうことですよ。

これ変えたいんですよね。


当時から僕はこの事件を安倍的社会の蔓延した結果だと書いてきた。無論安倍が一人でこういう社会にしたわけではない。当たり前だ。だけど、犯人の青年が、実行前に安倍に伝えてくれとしつこく言った理由はこういうことだ。安倍ならわかってくれる、安倍なら自分をほめてくれると思っていたのだ。つまり、安倍晋三は現在の自己責任社会のシンボルなのである。

もちろん、安倍が犯人の青年にGOサインを出すはずはない。しかし、もし仮に安倍以外の別の人間が首相だったと仮定したら、あんなこと(自分が実行する重度障害者安楽死計画に賛同して欲しいと言うこと)を犯人が書いただろうか? 

そしてこの事件について安倍がどういう反応を示したか? 犯人を精神障害者と断定して、措置入院について検討せよと命じたのである。犯人の青年も屋根に登ったら梯子を外されたようなものだ。

僕も山本太郎が言うように、こんな社会を変えたい、強くそう思う。


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アンコウ

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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとしてゴミ箱に入れられることがあるようです。承認待ちが表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す(22年3月2日更新)

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