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昔の BRUTUS

2020.01.25.23:40

色々整理していたら、1980年代の BRUTUS 誌が出てきました。表紙のモデル氏、すね毛がちょっとナンですが、当時の一般的な意識としてはすね毛を剃るなんていうのは知らなかったでしょうからね 笑)
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1982年の10月15日号とあります。この時代、僕は自転車のことなんか何も知らない頃ですから、おそらく誰かからの頂き物でしょう。中を見るとクアーズ・クラシックの紹介とともにアメリカの自転車事情について書かれています。
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写真の配置がなんとなく現在とは違ってゴミゴミした印象です 笑)

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特にアメリカ人としてヨーロッパのロードレース界に参入して活躍したジョナサン・ボイヤー(記事ではジャック・ボイヤーとなっています)が大きく扱われていますね。

ジョナサン・ボイヤーはこの年の世界選手権で最後の最後にアタックして、よもやと思わせた選手でしたが、この時は何しろサロンニがモーターバイクに乗ってるみたいな桁違いのスピードでアタックしてぶっちぎり優勝してしまったのでした。


このビデオで見てもわかるように、グレッグ・レモンもすでにイノーのいるルノーチームに所属していて、ボイヤーの逃げを結果的に潰してしまったわけですが 苦笑)、前年度のクアーズの総合優勝者だったからボイヤーよりビッグネームだったと思うんだけど、この年のクアーズには出てなかったようです。なので自ずとボイヤーに焦点が当てられたわけでしょう。


もう一冊、これは1986年8月1日号。これは自分で購入したものだと思います。82年にはアメリカンでしたが、この年になるとバブル経済直前で、ヨーロッパまで足を伸ばせるようになったんでしょうか。ジロ・ディ・イタリアが特集です。しかし、この表紙の自転車、ボッテッキアのTT用というわけで、いろんなメーカーやビルダーがこの手の最先端未来型・エアロ型のヌメッとした自転車を出してました。
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当時は珍しかった口ひげを蓄えたウルス・フロイラー。モゼールのアワーレコードでブームになった前後ディスクのファニーバイク、アタラのマイヨとともに懐かしいですねぇ。街道の囚人と呼ばれたロード選手たちを意識した囚人服のようなマイヨです。
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この年のジロはロベルト・ヴィセンティーニが優勝でした。ヴィセンティーニはこの優勝よりも、翌年のチームメイトのロッシュとのいざこざの方が印象に強く残ってます。
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さらに1986年というと、前回紹介したバルタリもまだ存命で記事になっています。
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右下の写真が表彰式に出てきているバルタリです。


この雑誌にはさらに86年5月に行われたホビーレース、ツール・ド・ジャパン第一戦の所沢ステージが紹介されています。
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この写真には思い出深いものがあります。私のチームメイトが二人写っています。特に一人は私がチームに入るきっかけを作ってくれた方です。

すでに以前どこかで書いたように、84年の秋、池袋のデパートのスポーツ用品売り場でエンドレスで流れていたツールのビデオに魅了され、それから半月も経たないうちにロード自転車を購入、一人で奥多摩などへ遠乗りしていたんですが、当時まだ創刊直後だったバイシクルクラブ誌にあったトレーニングの記事などを読んで、家のそばでまだ未完成状態だった光が丘公園の周回路でタイムアタックなどしていたのでした。そんなこんなでちょっと持久力がついた頃、2週間続けて奥多摩でお会いした方から練習に来ませんかと誘われて、日曜早朝の皇居周回の練習に参加するようになったのでした。

さて、私自身はこのレース抽選で外れて、この次の第二戦、千葉ニュータウンのステージが人生初レースでしたが、それはまた別の機会に。


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プロフィール

アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとしてゴミ箱に入れられることがあるようです。承認待ちが表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す(22年3月2日更新)

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