
これはロシアイコンの2001年のカレンダー。ロシアイコンなんて言っても普通の人は何?それ状態でしょう。ロシア正教、いわゆる東方教会の聖像画です。ロシア正教会では祭壇と信徒席の間にイコノスタシスといって、イコン画で覆われた壁を作るんですね。しかもこのイコン画の上に顔以外の部分に豪華な金でできたカバーをかけたりするようです。
いや、無論私はロシア正教の信者ではありません 笑)ただ、これまた昨日のブリューゲルがらみで書いた
タルコフスキーの長編第2作目に「アンドレイ・ルブリョフ」という映画があります。以前書いたことがあるけど、この映画のおかげでアンドレイ・ルブリョフってどんな人なのかと興味を持ったのでした。

流石にこの本はアマゾンでも全くヒットしません。14世紀から15世紀にかけての人で経歴などはほとんどわかってないみたいですが、映画では監督のタルコフスキーが自らをルブリョフに投影して描いていて、それについては以前書いたとおりです。
というわけで、このカレンダーもルブリョフの絵をずっと20年ぶら下げていたのでした。

これは聖三位一体という絵で、タルコフスキーの映画は最後に雷の音のする中を水辺で馬が幸せそうに立っているシーンで終わりますが、なんとなくその幸福そうな感じが、描かれているものは全く違うんだけど、この絵と共通するような気がしています。
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