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捨てられないカレンダー(その2)

2020.01.19.17:08



1995年のブリューゲルカレンダーです。ずっと気になっていたんだけど、この画家の正式な発音は、オランダ語の発音では g は ng を除きハ行になるはずだと思っていたんですが。で、Forvo で調べると、ピーテル・ブロェーヘルとかブリューヘルとか、そんな風に聞こえますね。ブリューゲルは中野孝次の「ブリューゲルへの旅」という本を読んでものすごく面白くて、無論それ以前から知っていたけど、この本で知った絵もたくさんあって、おかげでブリュッセルへ行った時は、この絵で初めて知った「狂女フリート」があるマイエル・ファン・デン・ベルフ美術館を探し探し見に行ったのでした。
狂女フリート

この写真じゃなんだかよくわからないですね。まあ、変な絵です。ブリューゲルの「死の勝利」とタイプ的には似てるかな。ヒエロニムス・ボス的なタイプを狙ったのでしょう。

この美術館、なんか昔の金持ちの家をそのまま美術館にしたような、狭く暗い不思議な空間でした。
1)_convert_20200119161858

でも、それ以上にやっぱりウィーンの美術史美術館の「雪中の狩人」! 以前にも書いたけど、私のパソコン画面はこの絵です。
IMG_4003_convert_20200119162342.png

この絵は以前書いたソ連の映画監督タルコフスキーの「惑星ソラリス」の中で非常に印象的に出てきます。また、同じく書いたことのあるタルコフスキーの「鏡」の中の少年時代の軍事教練の思い出のシーンの映像が、誰がどう見ても間違いなくこの「雪中の狩人」だ、とわかるシーンがあります。

というわけで、このカレンダーは20年以上「雪中の狩人」の面だけぶら下げられておりました。
IMG_3982.jpg

今回は四半世紀前の私めの顔もチラ見せ 笑) まだまだ続く捨てられないカレンダーシリーズです 苦笑)


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アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとしてゴミ箱に入れられることがあるようです。承認待ちが表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す(22年3月2日更新)

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