ネット上でアルピニストの野口健が電車に乗っているグレタ・トゥーンベリを揶揄して「馬車に乗らないのか」と言って炎上しているそうだ。同じように環境問題について発言していた人だけに、こんなことを言うかな、とちょっと呆れたけど、ネットで見ると、元から少し怪しい人ではあったらしい。
ただ、FBのリベラルのグループなどでも彼女の悪口を書いて「いいね」をたくさんもらっている人もいたからねぇ。。。 前にも書いたことがあるけど、彼女が対案も出さずにただ大人たちを批判しているだけだ、と文句を言う人もいる。いやいや、冗談じゃない、彼女に対案を教えてもらおうってのか?君は? と言いたい。
環境問題は人類にとって喫緊の問題だ。誰でもそれは分かっている(と思う)。それを大上段から叩きつけられて、それが正論であるだけに、それに反発する人もいるのだろう。彼女を批判することで、彼女が提起した問題を解決したような、あるいは考えなくて済むような気になるんだろう。
また彼女がアスペルガー(発達障害)だと言うことをことさら強調して、それでわかったように納得しておしまいにしている人も見かける。なんだか寂しい話だ。こうなってくると、もう一種の「嫉妬」じゃないのか、と思いたくなる。
ニューズウィークの山本太郎特集に出ていた森達也の言葉、「胸を張って綺麗事を言うこと」に対して、現在の社会では、特に日本では、それに反発を感じてしまう人が結構いるんだと思う。こんな時代だからこそ、「綺麗事」だ、で済ましてしまうのではなく、それを真正面から受け止めて、では自分はそれに対してどうすべきかを考えなくちゃいけないはずなのに。
まあ、これも「綺麗事」に過ぎないと言って終わりにする人もいるんだろうけど。
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