カチューシャ・アルペツィン、キッテルの騒動なんかもあり、チームとしては良いことがあまりなかったですね。そんな中で勝利はなかったものの、ポリットは進歩の跡を見せることができたと言えるでしょう。
今シーズンはアルガルベ一周の個人TTで9位になり、3月になるとオムループ・ヘト・ニウスブラットで19位になったものの、翌日の
クールネ・ブリュッセル・クールネではコースから外れてサイクリングロードを走って即失格になりました 笑)。
3月中盤のパリ〜ニースの個人TTでは惜しくもサイモン・イエーツに次いで2位。3月末の
E3ビンク・バンク・クラシックでは6位、
ロンデ・ファン・フラーンデレンで5位、そして
パリ〜ルーベではジルベールと1対1のスプリントで敗れたとはいえ2位でした。去年7位だったから、来シーズンのパリ〜ルーベはドイツ人3人目の優勝を期待したくなります。
「僕のシーズンの総括としてはとってもとってもポジティブなものだ。シーズン前にトップにあげてたからそれが良かったんだ。クラシックで大進歩できた。誰かが君はルーベの表彰台に乗るだろうと言ってたら、僕は感謝しながら受け流しただろうけど、本当に表彰台だったんだ。一番高いところではなかったけど、小さな石はもらえた。いつか大きな石をもらえるようになりたいね【無論パリ〜ルーベの石のトロフィーのことですね。なお、2位に小さな石のトロフィーはくれないと思うので、小さな石は比喩的な表現でしょう】。僕としてはチャレンジしたいね。僕のキャリアの中で実現できるか、楽しみだよ。」
クラシックシーズンの後のめぼしい成績としては地元のケルン一周で4位、クリテリウム・ドゥ・ドゥフィネの第1ステージ4位、個人TTでの8位、ドイツナショナル選手権の個人TTで、マルティンに次いで2位、そして個人ロードでの4位とまあまあの成績を上げて、3度目のツール出場となりました。
ツールの二日目のチームTTでカチューシャが予想外の5位という好成績を上げたのもポリットの牽引力が大きかったと評価されています。ツールではドイツとの国境近くのコルマールゴールのステージで集団スプリントで8位になったのが驚きでしたが、もっと頻繁に逃げに乗るかと思ったらそうでもなかったのは、チームの方針もあるんだろうけど、ちょっと残念でした。
その後の世界選では新種目の
TT混合リレーで銀メダルをとったけど、多分に女子のおかげでした 笑) そして個人TTでは予想より悪い22位。
個人ロードも最後まで集団について行ってデーゲのアシストをした結果の19位は決して悪いものではないですね。特に残り35キロでのアタックは勝敗を決するものでした。願わくば、あれについていければねぇ。
「総括としては失望感は全くない。小さなミスがあって勝つことができなかったけど、パリ〜ルーベの2位はそれを十分に埋め合わせてくれるよ。僕としては来シーズンもこの上昇機運を続けていきたいね。TTでもそうであってほしい。」
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