
我が家にあった当時モノのキーホルダー。プリドールが二つありました。無論オークション 笑)
さらに我が家にあるミロワール誌で一番古い1976年のものから。この年がプリドール最後のツールで、一方、この後一世を風靡するフレディ・マルテンスがツール初出場となったのでした。この歳プリドールは40歳で総合3位になってます。マルテンスの方は総合8位でスプリント賞獲得。

しかし主なレースの記録を見ると、プリドール、やっぱり2位とか3位が目立ちますね。世界選手権では74年の2位は昨日も書きましたが、61、64、66年と3回3位になってます。
ツールでは3回の2位と5回の3位。大きなレースで優勝がないのか、と言われれば、そんなことはありません。ブエルタでは64年優勝、パリ〜ニースも2勝しているし、クラシックではミラノ〜サンレモやフレッシュ・ワロンヌも優勝してます。フランスのナショナルチャンピオンにもなってますね。
何しろ人気があった選手で、ある時期のフランスの人気投票で好きなフランス人ナンバーワンに輝いたそうですし、惜しいところで勝てなかったことが、さらにその人気をヒートアップさせていったのでしょう。そして1960年にプロ入りしてから77年の引退まで、一貫してメルシエ・チームで走り続けたことでも有名です。無論メルシエはサブスポンサーが次々変わるので、メルシエXXに名称が変わったり、逆にサブスポンサーになってXXメルシェになったりするんですけど、より良い待遇を求めてチームを変えるのが常識の世界で、こうした一本気なところも、そして何より、愚直で誠実であまりベラベラホラを吹かないところも人気の原因だったのかもしれません。
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