マリオ・チポッリーニって言っても、今の若い自転車ファンは知らないでしょうねぇ。5時間の手術でステントを入れたということです。
チポッリーニは、知らなかったんだけど、離婚した奥さんからDVで訴えられていたんですね。10月に裁判所で聴聞があって、その後倒れたそうで、手術自体は2週間前に行われていたそうです。やっと状態が安定して公の場にも出てこれるようになったとのこと。
医者は、「想像以上に深刻な状態だった。死んでもおかしくなかった」なんて言ってます。冠動脈の異常で引退後に何度か問題視されていたそうです。
チポッリーニの話。「笑っちゃうぜ、だってアスリートとして健康で強くパーフェクトだったのに、今はそうではないんだ。山でも風に向かってでも、500ワットで走れていたのに、何か正常じゃないって気になっていた。現役時代に酷使しすぎたんだな。遺伝的な問題だとさ。」
チポッリーニというとゴール直前で両手を上げて後ろを振り向くパフォーマンスで有名でしたが、個人的にはあまり好きではありませんでした。というか、むしろ嫌いでしたね。他にも変なマイヨのパフォーマンスもあまり気に入らなかったかなぁ。なので、当時チッポのライバルのジャモリジーヌ・アブドゥヤパロフやエリック・ツァーベルを贔屓にしてました。個人的にチッポというとすぐに思い出すのはこのシーン 笑) 1992年のヘント・ヴェフェルヘム。15分ありますが、見所は最後の5分。
先頭でゴールラインを超えたアブドが表彰式までやってますが、もちろんその後降格で、優勝はチポッリーニです。ただ、このビデオを見直すと、怒ったチポッリーニは途中で踏むのをやめて、危うくヨハン・カピオに差されそうになってますね。
アブドの名誉 笑)のために書いておくと、前年度はアブドゥがチポッリーニを押さえ込むようにして優勝してます。まあ、92年は前年のお返しとばかりにチッポがアブドを押さえ込もうとしてるので、思わず手が出て、ついでにカタパルトしちゃったのかもしれませんね 笑)
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