一昨日、11月27日の浜松での街宣で、最後に山本太郎に酔っ払いのおじさん?(お兄さん?)が絡んできた(2時間23分30秒ぐらいから)。彼の怒りは方向が完全に間違っていたけど、あの気持ちはよくわかる。今の世の中を変えたい、そう思って前回の選挙に共産党へ入れたが、何も変わらなかった。その怒りが共産党に向かってしまう。共産党なんて何もできないクソだと。こうして思い通りにならない社会に対する怒りが、現状を変えようとしている人たちに対する怒りに転換してしまう。
まさか彼がこの次の選挙で自民党や公明党に入れるとは思わないけど、何やってもしょうがないと棄権する可能性はあるだろう。
山本太郎の街宣では
以前にも似たようなことがあった。今回の酔っ払いのおじさんも全く同じだと思う。言葉が何かとても悲痛なんだよ。酔っ払った勢いで怒りを山本太郎にぶっつけているんだけど、聞いていて、もうどうしようもないぐらい痛々しい。この社会に対する不満から、社会を変えたいと思っても個人の力など無に等しい。投げつけた怒りが弾き返されて、全く逆方向に向かっていく。
*
山本太郎が語る経済政策が正しいのかどうか、僕には無論わからない。ただ、説得力はあるし、間違っていると言えるだけの知識もない。ただ、逆に山本太郎の語る経済政策が間違っていると言っている人の文章を寡聞にして知らない。朝日の論説委員(?)が、消費税をなくしても、その差額分を企業が値上げするから、消費が活性化などしないと言っていたのを聞いたことがある。
ただ、そうだとしても、赤字でも払わなければならない消費税が無くなるのは、中小の企業や個人事業主にとっては助かるんだろうと思うが、僕にはよくはわからない。
それでも、金融所得の所得税優遇をやめることや、大企業に対する優遇をやめること、法人税や個人の所得税の累進性を高めることなどは、普通の日本人なら大抵の人が普通に納得いく政策だと思う。
でも、僕は経済政策よりも、山本太郎が語る社会や国の像(イメージ)に圧倒的に魅了される。あの頭の良さや知識量、反射神経の速さやメンタルの強さ、どれをとっても、超一流だと思う。だけどそれ以上に人々に対する優しさは本物だと思う。
よければ、下の各ボタンをポチッとお願いします(まあ、大した意味ないですので、ポチッとしなくても構いません。おまじないみたいなもんです 笑)

にほんブログ村