昨夜は優勝が決まったところで寝てしまったんですが、その後結果が覆ったようです。今朝 rsn を見てびっくりしました。
さて、1980年代終わり頃でしょうか、三浦恭資選手がヨーロッパのレースを称して、あっちでは選手たちは前方へ千切れていくと言ってて、当時はTVでロードレースなんて見られなかったから、イメージが湧かなかったものでした。しかし昨夜のU23のラスト20キロなんかを見ると、見事に前へ千切れるという意味がわかります。
10秒〜20秒程度のリードで、追走集団から見える逃げを、後ろからアタックしてそのまま追いつけるか追いつけないかしているうちに4人の逃げ集団ができ、さらに後ろから3人が合流して、結果追走集団はどんどん引き離されていきます。追いつけるかつけないかは、もちろん強さもあるんだろうけど、無駄足をいかに使わないかっていうのがむちゃくちゃ重要ですね。そして一発のアタックで一気に追いつく。これが絶対必要でしょう。
しかしゴールスプリントで勝ったニルス・エークホフというオランダ人、途中落車で肩を脱臼し、それを直して自転車を交換して、その遅れを取り戻すために伴奏車の後ろについて集団に復帰したんですが、それが理由で失格、2位に入ったバッティステッラが繰り上げ優勝になりました。確かにこのイタリア人、20キロ過ぎからアタックして先頭集団を形成する一番の立役者になっていたので、U23チャンピオンの称号に問題はないでしょうけど。。。
昨夜のYouTubeの放送、真剣に見ていたわけでなく、他のことをしながらチラチラと見ていたんですが、序盤にこのオランダ人が車について追走するシーンが何度か写りました。結果的にTVカメラで撮られていたっていうのが決定的だったようです。まあ、遅れた選手はみんなある程度は伴奏車に引いてもらって集団復帰するのは当然のことなので、TVに映っちゃったのが、運がなかったとも言えるかもしれません。実際、繰り上げで3位に入った英国のピドコックというも車に引いてもらっていたようだし、実際ルールブックにはトラブルで遅れた選手は車の後ろについて復帰していいとも悪いとも書いてないだろうと思いますからね。
ところで日本の石神選手は追走のグループで完走です。立派なものではないでしょうか。
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