いやあ、フランスは記録的猛暑じゃなかったの? そういえば、おお昔連れ合いと観光旅行でチューリヒに行った時、夏なのに雹だかあられだかが降ってきてびっくりしたことがありました。しかし真っ白になっちゃうようなのはねぇ、びっくりだよね。
まあ、ステージが雪で途中で唐突に終了、というのはこれまでもあったはずです。昔は無線機なんかなかったから選手たちには伝わらず、大変だったみたいですけどね。そういえば数年前のキッテルが勝った最初のステージだったかも、ゴール前でバスがエンストだかパンクだかで動かなくなって、一旦ゴール前3キロだかがゴールと言われ、その後バスが移動できたので、当初の予定通りになったということがありましたね。
ステージが短くなると言われると、1996年のセストリエールヘのステージが雪のために序盤の山岳がすべてキャンセルになってセストリエールヘの50キロ足らずのステージになったことがありました。この時は山場のステージが短くなって、あんまり影響力のないステージになってしまったと思われたら、ビヤルネ・リースがアタックして逃げ切り、一躍総合トップに躍り出て、そのまま総合優勝を決めたのでした。
というわけで、cyclingmagazine.de のゲシュケのツィート日記です。
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19ステージ、89キロ、100位、+17:00
C: どんな日だった?
ゲ: 今日ぐらい苦しんだのはあまりないね。レースがストップされるという報告を聞いた時は、クリスマスみたいだった! 今回のツールみたいにドラマチックな台本はなかなか考え付かないだろうな、ってゆるゆる考えていたよ。
C: レースが止まったのはどう伝わったの? 単純に無線で? それとも近くの車から?
ゲ: 僕は無線で聞いた。ほとんど信じられなかったね。僕がいた集団の他の選手たちはそれを聞いた時に、みんなどの顔にもあからさまな笑みが広がるのがわかったよ。
C: チームバスはもちろんゴール地点にあったわけだけど、君たちは車でホテルに向かったのかい? それとも大きな混乱はなかったかい?
ゲ: 僕らは下り切って車に乗ることになったんだけど、かなり混乱していたね。道路は車が走れるような状態じゃなかった。すべてがうまくいくのにおよそ1時間はかかった。ホテルへの最後の何キロかは結局僕らはまた自転車に乗って行ったよ。
C: 最後の山岳ステージに向けて君はどんな気分だい? 逃げを試みた後、もうタンクは空っぽになってるかい?
ゲ: 今日は本当に空っぽになったし、明日も天気は悪いそうだからね、大変だとおもってるうよ。僕の活躍できるステージではないしね。僕としてはあしたまた土砂崩れがあっても構わないな。
C: うまく休息してね、ジーモン! 君はこの日記でしばしば逃げグループについて報告してくれた。グルペットの印象もちょっとならOKだよ 笑) ありがとう、頑張ってね、また明日。
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ピノの涙のリタイア、一昨日ここに書いたように、ピノが優勝じゃないかと思っていたんですけどね。涙のリタイアは私の世代だと、マイヨ・ジョーヌを着たまま肩甲骨骨折でリタイアしたパスカル・シモンや鎖骨骨折で泣きながらリタイアしたショーン・ケリー、あるいは母親の突然死の連絡で泣き崩れてチームカーに乗り込んだペドロ・デルガドのことなんかが思い出されます。
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