やっぱり最初から最後までマリアローザという完全優勝はなかなか無理ですね。そう考えると90年のブーニョは凄かったと改めて感じられます。
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6ステージ、238キロ、122位、+23分08秒
C: どんな1日だった?
デ: ジロで一番いい日だった。再び息がつけるようになったし、集団の前のカメラバイクが見えたよ。最後には僕の膝がまたまた勘弁してくれ、とアピールしてきたのでグルペットになることになったよ 笑)
C: 随分良くなったようだね。膝は第2ステージの落車のせいかい?
デ: そうその通り。左ひざが相変わらず幾らか腫れてて気候がコロコロ変わる240キロの間に何度かキリキリきたね。でも最悪の時期は乗り越えたと思えるよ。
C: 今日は逃げ集団が逃げ切ることができるかもしれないってのはわかってた? 君のチームからも一人逃げに乗れたことは知ってたよね。ナンス・ペーテルスが白いマイヨのために逃げに乗るのは計画通りだったの、それとも偶然?
デ: このステージは長かったし、スプリンターにはハードすぎ、クライマーには簡単すぎた。それにユンボは総合トップを返上したがっていた。だから逃げグループは容認されたんだ。みんなそれがわかっていたけど、でもやっぱりそれなりの戦いがあったよ。うちのチームからは4人が逃げを試み、かつステージ勝利を狙っていいことになっていたんだ。ナンスは最後まで残れた。
C: 不運な落車もあって、今君の総合順位は最下位だけど、チームメイトからは揶揄されているのかい? それとも誰も気がついていなかったりして?
デ: アッケの奴だけはマリア・ネラ争いを宣言してきたね。どうやらチクラミーノマイヨだけでは不十分なようだね 涙)
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最後のアッケの奴っていうのは同国人のパスカル・アッカーマンですね。アッカーマンは現時点で105位ですが、山岳になれば、一気に1時間近く遅れるでしょうしね。ちなみに最後から2番目が初山選手です。
まあ、昔のツールやジロでは総合最下位の選手は失格という規定があって、悲喜こもごものドラマがあったようですが。またジロで総合最下位の選手は黒いマイヨ(マリア・ネロ)を着るなんていう時期もあったそうですが、今は黒系のマイヨも多くなったからね。
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