さてさて、この名前を知っている人も少数派でしょう。東京オリンピックの1000メートルTT金メダリストです。スプリントの世界選手権もアマでも優勝、プロでも優勝。冬場のトラック競技6日間レースでは通算88勝とダントツの数字を残しています。なるほどトラックの短距離の選手か、と思うでしょうが、それが昔の選手は現在では考えられないことをします。
65年のプロ入り後しばらくはトラック競技で勝利を重ねたり、一キロTTの世界記録を更新したりするんですが、メルクスと同じファエマチームに入ってからロードレースでも上位に入り出します。69年にはパリ〜ルーベ8位、へント〜ヴェフェルヘム9位、ミラノ〜サンレモ11位、フレッシュ・ヴァロンヌ15位、翌年にはジロに出場してステージ勝利を挙げ、さらに74年にはツールでもステージ優勝を挙げます。結局ジロでのステージ勝利は13!! ツールでのステージ優勝が6勝!!!
クラシックでは勝つことができなかったけど、何度もトップテンには入っているし、モニュメントでもトップテンは7回を数えます。要するに中野浩一がツールでステージ優勝する、みたいな話です。最近だと、テオ・ボスなんてのがスプリントやTTで金メダルをとってロードも走ったけど、ロードの方の成績はセルキュとは比べものになりませんでしたね。写真はツール・ド・フランドルで有名なコッペンベルフの壁。

75歳は若いなぁ、と思います。合掌。
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