Jスポーツではずっとポリッツと呼ばれていたポリット 笑) まだ25歳だし、これから何年かは春のフランドルのクラシックでは優勝候補の一人にあげられることになるんじゃないかと期待してます。
思い返せば
去年のパリ〜ニースで二人で逃げたのに全く先頭交代しなかったクザンにスプリントで負けて、その時「僕は将来、あの時のクザンのようなやり方ではない勝ち方をする。あんな風に勝ちたくない。尊敬に値するやり方で勝ちたい」と豪語してたんでした。まあ、勝てなかったけど、65キロ地点のアタックで集団を小さくし、最後はジルベールと二人で逃げることになるアタックを決めたわけで、賞賛に値するレース運びといってよいでしょう。
しかし一人だけ歯をむいていかにも辛そうだし、フランドルでは何度か遅れては追いついていたし、この人の持ち味なんですかね? 昨日も最後のアタックをするまではあまり前に出なかったので、これはもうすぐ千切れるなと思っていたんですが。逆にサガンは相変わらず積極的に前にでたがりますね。そして最後は珍しくスタミナ切れでした。
しかし、デーゲンコルプやキッテル、あるいはマルティンがみんな30を越え、どいつも世代交代なんですかね。ポリットやシャハマンがのしてきた感じで、ブーフマンもグランツールでの優勝はなかなか無理でしょうけど、小さなステージレースなら狙えそうなところまで来ました。
というわけで rsn の記者たちの事前予想では結構評判の良かったポリットが期待通りの成績を挙げました。レース後のポリットの話です。
「正直に言って僕はかなりエモーショナルになっている。パリ〜ルーベで2位になるなんて信じられない。フィリップ・ジルベールに負けたのは恥じることではない。勇気を持ってやれたことをラッキーだと思う。最後から二つ目のパーヴェでアタックした時、もうこうなりゃ一か八か(オールオア・ナッシング)って思ったんだ。
僕はスプリントになる前に後ろに就きたかったんだけど、そのポジションを取れなかった。ジルベールの方が有利だったよね。つまり後ろからランパールトがきているのが見えたから【極端な牽制をするわけにはいかなかった】。僕がスプリントに入ろうとした時にはすでにジルベールは横に並んでいた。パンチ力が上だったね。
でもスタート前に誰かが僕に君は2位になるなんて言われてたら、僕はそんなことを信じなかったよ。このコースを初めて走ったのは21歳の時だった【U23のパリ〜ルーベのこと?】。その時は5回落車して、結局リタイアした。でもその時、これは僕に向いてるって思ったんだ。
パリ〜ルーベは他と違うレースだ。いつ決定的なアタックができるか全くわからない。ここで早すぎることはない。逃げがうまく強調が取れればそのまま行ける。今日はうまくカオスを逃れることができて、素晴らしい成績を残せた。マルコ・ハラーのおかげで集団の中でポジション争いをする必要がなかった。落ち着いて石畳セクターに入れた。ハラーのおかげだよ。ストレスがなかったし成績に大きく影響したね。」
確かに中盤の石畳セクターではマルコ・ハラーが積極的に前に出てました。そういう意味では弱い弱いと言われていたカチューシャ・アルペツィン、ちょっと見直してやりましょう 笑)
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