まだまだ春は遠いベルギー西部のセミクラシックレースです。短い石畳の坂を繰り返し登る周回コースのレースで、その場で見てたらかなり楽しそうです。特にノケーレベルフという石畳の坂、全長350メートルで7%の登りを7回登るそうです。あまり知られてないレースですが今年で74回目。HPを見ると今年の売りはレムコ・エフェネプールとオランダチャンピオンのマチュー・ファン・デル・プールの出場でしょうか。
で、二人の結果はエフェネプールは57位で完走ですが、多分最後の落車に引っかかったかな。ファン・デル・プールは途中リタイアでした。
さて、レースの方は今シーズンのドイツ人スプリンター代表格に昇格した? パスカル・アッカーマンが2位。優勝はツェース・ボルがプロ入り初優勝でした。YouTubeで見る限り、アッカーマン、カタパルト役のゼーリヒがたれて、我慢しきれなくなって、まだ200メートル近く残っているのに早めにアタック、だけどボルは完全にアッカーマンをマークしてましたね。記事によれば、本来はサンウェブのエーススプリンターのマックス・ヴァルシャイトのカタパルト役だったみたいですが、レース中に役割交換して、ラスト1キロではヴァルシャイトがボルのために集団先頭に出ていたそうです。そのヴァルシャイト、結果的には役目を終えて下がる途中でゴール前350メートルの集団落車に巻き込まれてました。
アッカーマンの話「ハードなレースだった。スプリントを開始するのがちょっと早すぎたね。最後はもう力が残ってなかったよ。ボルにはおめでとうと言うよ。今日は彼のほうが強かった。」
ボルの話「クラウ・アナセンとヴァルシャイトのお膳立てがすごかった。彼らが僕のために赤い絨毯を敷き詰めてくれたんだよ。素晴らしいチームの成果だ。最後をうまく締めくくれて、僕は本当に嬉しい。」
YouTube で個人的にツボだったのが、1分40秒ぐらいからの石畳の登り、4、5人の先頭グループの中で必死に遅れまいとするディレクトル・エネルジーの選手がついにちぎれるシーン 笑)
***追記(21日20時13分)
マチュー・ファン・デル・プールはゴール前400メートルの集団落車でヴァルシャイトとぶつかって病院へ搬送されたようです。
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