昨日の続きです。ジョン・デーゲンコルプのインタビュー。
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CM: 18年のことはこの辺で。19年の世界戦コースについて聞かせてよ。
デ: (ニコニコしながら)気に入ったね。現地を是非とも見に行きたいところだよ。プロフィールを見たけど正確にはわからないからね。最終週が実際にどのぐらいハードなのかは見なくちゃならないね。
CM: コースを見に行く予定はあるの?
デ: はっきりした計画はないけど、見に行きたいね。
CM: 世界選が大きな目標の一つなら。。。
デ: うん、そうだよ。でもまだクラシックの後の計画は正確には決まっていないからね。世界選を狙いたいなら、特別それに焦点を絞って用意しなければね。だけど、【みんなが言うように】本当に僕に向いたコースなのかは見てみないとね。
CM: 特別な用意と言ったけど、ひょっとしてツールを諦めるとか?
デ: それもあり得る。だけどツールに出場しないというのは難しいね。シーズン最大のレースだしパリでステージ優勝できるチャンスは何と言っても魅力的だからね。でもシーズンをスタートしてどうなるかだよ。ツールまではまだまだ時間があるし、チームとしてツールで最も効果的な編成もいずれきまってくるだろう。
CM: つまり君のチームの総合狙いのエース、リッチー・ポートのこともあるわけだね?
デ: その通りだよ。去年すでにアシストとして働いたし、もちろん19年もその役割を果たすことになるはずだ。でも僕らの目標が何かを総合的に判断しなくちゃね。
CM: いつでも世界選のメダルは大目標なんだよね?
デ: その通り。以前4位になったことがあったけど【下の写真が12年4位になった時のゴール】、あの時はメダルに手が届かなかったのが本当に悔しかった。世界選でポディウムに立つのはいつでも僕の大目標の一つだよ。でもそれまではまだ時間があるし、今年の最初の目標はクラシックだよ。

© cyclingmagazine.de/2019/01/14/interview-john-degenkolb-ueber-hoehen-tiefen-powermeter-gravel-hype-grosse-ziele/2/
CM: クラシックを狙っているんだね?
デ: もちろん。ツールで石畳ステージで勝ったことで、この気持ちはさらに高まったよ。クラシックは大好きなレースだ。毎日壊れそうになるぐらい走って、トレーニングで全力を出しているのだって、そのためだよ。
CM: 特に君たちのチームは強烈だからね。君と、ヤスペル・スタウフェン、それにマッツ・ペダーセンの三人ともに上位に入れるよね。
デ: そう、僕らのチームは三人強い選手がいる。だからそれだけ応用範囲が広い。でもそれをうまく使わなくてはね。僕らは理解しあっているし、お互いにリスペクトしあっている。この点は100%納得している。それぞれにチャンスがあるだろう。それぞれが絶好調でなければならないね。そうすれば運がこちらに来るだろう。
この何年かのクイック・ステップを見れば、それぞれが自分のチャンスを求めて走っているのがわかる。だからアタックも早めだった。ジルベールも早めにアタックしていたよね。ラスト20キロまで待ってたら、その間にテルプストラが前でアタックしてしまう可能性があったからだよ。チーム内でのバトルがあったんだ。そしてそれが活力になったんだよ。
CM: 君たちもクイック・ステップのようにやるつもりかい?
デ: うーん、なんとも言えない、また別の話だ。でもマッツ・ペダーセンは2018年に力をつけたことを証明した【ツール・ド・フランドルでテルプストラに次いで2位】。フランドルで見せた力は凄かった。彼はさらに力をつけているかもしれない。今年はやるだろうと思っているよ。まだ若いしポテンシャルもある。彼がもっと安定性が出てくれば大変な選手になるだろうね。
CM: 君は特別に一つのレースを狙ったりするのかな、例えばパリ〜ルーベとか?
デ: いや、これまでと同様クラシックに調子を合わせて、サンレモからルーベまでと、それからエシュボルン〜フランクフルトを絶好調で走りたいと思っている。サンレモからのレースはどれも大きなレースだし、一つでも勝てれば素晴らしいよね。
続く
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というわけで長いので、第三弾はまた明日。
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