
新年早々安倍は嘘つき放題。このニュース、6日のNHKで安倍がこんな放言をしたことから始まった。
まあ前半も普天間を返還させるために辺野古へ移すと言っているが、これも各所で言われていることだが、辺野古埋め立てと普天間返還は無関係である。そんな約束は全く存在しない。辺野古へ移転することイコール普天間の返還などではない。しかし、それ以上に問題はやはりこのYouTubeで1分50秒ぐらいから話していることの嘘だ。
あそこのサンゴは移しております、だと?
これも最初にツイッターやFBでおかしいだろという話が出た。僕はまず、ああ、これでまたこの嘘のつじつま合わせのために役人が公文書改ざんとか廃棄をするんだろうなぁ、と考えたが、さすがにこれは公文書を改ざんすれば済むようなものではなかったようだ。まず一番最初に出たのが玉城デニー沖縄知事の反論。
「安倍総理…。それは誰からのレクチャーでしょうか。現実はそうなっておりません。だから私たちは問題を提起しているのです。」
その後沖縄防衛局が、あれは嘘ではないと強弁。9群体を移したと主張した。しかしそうだとしても9つしか移してないとすれば、これは単なるアリバイ作りに他ならない。要するにこれは完全な嘘ではなかったとしても、ほぼほぼ嘘だと言えるような話だ。そう思っていたら、実際は上の東京新聞の記事にもあるように、7万のうちの9つ。しかも土砂投入区域とは別の区域の話だった。
言うなれば、家に火をつけて、大切なものは運び出しましたから大丈夫と言いながら、実は隣の家の貴重品をほんのちょっと(7万分の9)運び出しただけだった、みたいな話だ。燃えているところは何もしてない。そして安倍は「燃えてる映像がありましたが、あそこの貴重品につきましてはですね、これは移しております」とニヤニヤしながら答えたわけだ。ほぼほぼ嘘なんかじゃない、完全な嘘だ。しかし、それを何の訂正もせずそのまま流すNHKもあきれたものである。
アンダーコントロールに始まり、これだけ嘘をつく、しかも後になっても訂正もしない、こんな総理大臣なんてこれまで存在しなかった。いや、こんなデタラメな政治家なんて20世紀にはいなかった。嘘が蔓延するとみんな嘘に慣れてしまう。社会の他のところでも嘘が大手を振ってまかり通ってしまう。数日前、宝島社がでかい新聞広告を出したらしい。曰く、「嘘つきは、戦争の始まり」だそうだ。

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