毎年 rsn でおこなっているドイツ語圏選手総括シリーズ、前にも書いているように、本当は今シーズンの成績によって順位をつけているんですが(拙ブログではこの順位のポイントに不満があるので無視していますが 笑)、例年トップ争いの常連だったトニー・マルティン、今年は rsn のつける順位では34位と散々です。
得意種目の個人TTを見ると、ドイツ選手権は7連覇で、国内では無敵ですが、ジロではローハン・デニスに遅れをとって2位。他のレースのTTの結果はこんな感じです。
アルガルベ一周 6位
ティレノ〜アドリアティコ 22位
ジロプロローグ 9位
世界選手権 7位
何しろツールの第8ステージで骨折リタイアしてしまったから、そのおかげで楽しみにしていたドイツツールもキャンセル。9月はじめのツアー・オブ・ブリテンで復帰して、やっと世界選に間に合ったという感じだったので、そこでの7位は上出来なんでしょうけど。。。
TT以外もクラシックではE3ハレルベケでの27位が最高で、ワンデーやステージでの得意の逃げ切り勝ちがありませんでした。
マルティンの話。「ジロの2位が今年の小さなハイライトだった。今シーズンの総括としてはぱっとしなかったと言える。残念だが大きな勝利がなかった。特にTTがうまくいかなかった。だけど世界選の7位は、それまでの状況を考えれば全然ダメというわけではない。チームを変えたことで全く始めからやり直して、新しい刺激をを期待している。昔の調子に戻って、いくつか成果を上げられるといいが。」
というわけで、半月ほど前には、TTスペシャリストとしての復活を目指すのか、それともクラシック狙いに方向転換するのかというのがニュースになっていたことがありましたが、どちらに向かうのかはロット・ユンボチームのミーティングで話し合うと言っていました。さて、ミーティングはあったんですかね? 個人的にはカンチェラーラのように、クラシックを狙って欲しいけど。。。

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