
拙ブログではほとんど名前を出したことがないAG2Rのドイツ人選手、ニコ・デンツ。一昨々年のツール・ド・ラヴニールで一瞬(!)総合トップに立ったことがありましたが、どうもほとんど名前の出てこない選手でした。だけど、今年はちょっと目立ちましたね。しかし、この頭、もう少しなんとかしろよ!
ジロ・ディ・イタリアでは同じ24歳の神童マテイ・モホリッチと逃げを成功させて一騎打ち。残念ながら2位でしたが、シーズンもそろそろ終了という時のツール・ド・ヴァンデーでついにプロ初勝利を挙げました。
これ以外にも世界選では初の代表に選ばれたし、グラスゴウのヨーロッパ選手権ではゴール直前まで表彰台も可能なところにいたんですがね(9位)。
デンツの話。「今年はずっとポジティブなシーズンだったね。ようやく自分のポテンシャルを発揮して、しかも勝つこともできたんだから。世界選の代表も名誉なことだったし、独特の雰囲気だった。
ヨーロッパ選手権は最終周回までは僕としては最高の展開だった。最後の最後に落車で全部ぱあにしちゃったけど。
ヴァンデーの優勝は、本当のことを言うと、すでにシーズン終了の気分だったんだ。確かに世界選に合わせて練習していたから、それが残っていたんだけど。最後のレースでの勝利というのはいいモチベーションになるよ。
2019シーズンはクラシックでオリヴァー・ナーセンのためにより重要なアシストとして走り、彼の勝利を支えたい。また、ジロでも今年と同じように自由に走らせてもらえることを願っている。目標はまた優勝したいということと、もう一度世界戦のメンバーに選ばれたいということだ。」

にほんブログ村
- 関連記事
-
スポンサーサイト