「ねじれ」という言葉に踊らされ、結局行き着いた先はこういうことか。諸外国では問題続出なのに8時間審議しただけで強行採決した水道が民営化されることが決まり、データ捏造がバレたにも関わらず15時間程度で強行採決して入管法と、素晴らしいね。とんとん拍子だよ。
それなのに、今朝TVをつけたら延々と貴乃花の離婚について、キャスターたちが深刻な顔して論じ合っていた。
やれやれ。。。この入管法なんて、人々の関心は高いだろうと思うのにね。だけど一方で、こんな法案を通されるなんて野党がだらしないからだ、と野党に矛先を向ける人もたくさんいる。マスコミの論調にもそんな雰囲気が見られる。何言ってんだい! 数に物を言わせて強行採決しちゃうんだもの、無理でしょ?
「ねじれ」と言い続けたマスコミが、ねじれ解消の結果として今のような状態になるのを良しとしたくせに、なんでそこで野党批判かね?
結局この法案に反対する人は多いだろうけど、成立したのは強行採決した自民党のせいではなく、野党がだらしなかったからだ、ということで、次の選挙は野党よりは自民がマシと言ってまた自民が圧勝するんだろう。そしてやりたい放題やられても、野党がだらしないからだと呪文のように言い続ける。
これなら憲法変えて徴兵制を導入したって大丈夫だよ。何があっても野党がだらしないからだ、ということになるんだからね。

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