いやぁ、ブーフマン、ギャロパンと1分近く差があるしなんとかなるかと思っていたんですが、ひっくり返されちゃいましたねぇ。トップテン陥落です。でもまだ5秒差。まだ山頂ゴールが3ステージあるからチャンスはありますが。。。
一方のフレーリンガー、もともとTTは苦手な種目ですが、それに輪をかけてとんでもないことが起きていたようです。
…16ステージ、32キロ、156位、+7:01…
C: 今日はどんな日だった?
フ: チームメイトのマイケル・ストーラーは僕の2分前にスタートしたんだけど、ついうっかり僕の自転車に乗ってっちゃったんだ。信じられないよね。僕の後ろには自転車を一台積んだニュートラルのマテリアルカーしかいなかったから、僕はマイケルの自転車でスタートするしかなかった。こんなの聞いたことがないよね。
C: そんな話って、彼のキャリアの中でもなかったことだろうね、かわいそうに。でもさ、君にとってもっと悪いことだって起こりえたんだから良かったとしようじゃないかい、だって、間違えたのがマックス・ヴァルシャイトだったりしたら。。。【フレーリンガーの身長は170ぐらい、ヴァルシャイトは2m】ところでコースはどんなだった? 君は力を何パーセントぐらい出して走ったんだい?
フ: リシャール・ヴィランクが言った言葉だけど、同僚の奥さんと一緒にいるみたいな落ち着かない気分だった。とりあえずスタートして、ようやく5キロ走ってメカニックが道端で「僕の」自転車に交換してくれたけどね。そのあとは登りで97%出して走ったよ。圧倒的なパワーが必要なコースだった。
C: さすがヴィランクはそういうことをよくわきまえてるんだね 笑)しかしクレージーだね。でも少なくともどこかでマイケルはどこかで自分のじゃないと気がついたんだよね? 彼がそれを笑って話せるようになることを願うよ。ところでヴィルコにとっては理想的とはいかなかったようだね。でも総合争い上位はタイム差がないね。スペクタクルが見られそう?
フ: 個人TTでもヴィルコはもう少し上位を期待していたけど、彼としては2回も怪我で休みが入る大変なシーズンだったからね。ブエルタは上位はまだ全くわからないね。6位までは誰が勝ってもおかしくないんじゃないかな。明日はバスクで、土曜はアンドラでスペクタクルが見られるだろうね。
C: ありがとう、ヨハネス。うまく休息してマイケル・ストーラーからレモネードを一杯奢ってもらうんだね。体調に気をつけて。また明日。
フ: ああ、彼は問題ないよ。明日はバスク一周の典型的なステージだ。バモス!
……
話の中に出てくるマイケル・ストーラーはまだ21歳。写真で見ると、15歳といっても通用しそうなガキ顔であります 笑)

このショックのためか、マイケル君、トップから9分以上遅れて最下位でゴールでした。でも、このタイム差だと最後は2分遅れでスタートしたフレーリンガーとほぼ一緒にゴールですね。しかし、このピースサインしてる顔が、叱られてしょげてる中学生のようになったんでしょうか?それを想像すると、ちと、可哀想 笑)
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