去年のジロの最初のステージで、ゴール1キロ前にスルスルと前に出るとそのまま逃げ切るという、80年代まではよくあったシーンを再現したルーカス・ペストルベルガー。その後も結構上位で期待させてたんですが、今年前半は病気がちでレースそのものになかなか出てきませんでした。病気回復したようで、ツールのメンバーに選ばれて、これで20歳の時以来二度目の赤白のマイヨです。
スプリンターコースだったドイツ選手権とは違って、石畳や長い登り、テクニカルな下りと結構難しいコースだったようですが、130キロの独走逃げ切りという派手な勝ち方でした。
「ナショナル選手権はいつでも戦術がモノを言うから、自分でもこんなに早く逃げるとは計画外だった。数の上で僕らは有利だったから戦術的に余裕があった。このレースでタナボタはありえないから、良いポジションを占めていることが大切だった。コースは180キロで獲得標高差は3千メートル。ハードなコースは僕に向いているとスタート前から思ってたんだ。【ツールでは】これで僕が目立つから、仕事ぶりをアピールできるね。」
まあ、ペストルベルガーの役割はサガンのアシスト、おそらくカタパルト役でしょうから、ジロに続いてステージ優勝なんてのは、限りなく可能性は低いでしょうけどね。スロバキアマイヨのサガンをオーストリアマイヨのペストルベルガーが引っ張るシーンが目立つことでしょう。
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