安倍の罪の一つに、物事をすべて敵か味方かにしてしまったというのがある。内容なんか関係ない、そんなものを考えなくていい、要するに敵か味方かだ。昨日の働き方改革とやら銘打った法案に賛成しているネトウヨに聞いてごらん、この法案がなんなのか説明できるのなんか、まずいない。それでも、安倍さまが言うところのサヨクだかパヨクだかが騒いでいる以上、賛成しなくちゃ、と駆り立てられてたように、あちこちにコメントする。いろんなブログでも理を尽くして説明しているが、安倍の支持者はおそらくそんなものを読まないだろう。彼らはそうした理屈を憎んでいるのである。
僕は当初、安倍だって安倍なりの考えで、日本国民のために共謀罪や安保法制や秘密保護法を強行したのだろう、これにより日本国民が幸せになると信じてやったのだろうと思っていた。憲法改正だってそれによって日本国民がより幸せになると信じているのだろうと。しかし、そういう独裁的なやり方は間違っているし、そういう安倍的世界観も絶対に間違っていると思って反対だと言い、国会前にも行ってみた。
だけど、それはとんでもない買いかぶりだった。
安倍は日本国民のことなど何も考えてない。自分と自分の仲間のことしか考えていない。自分を支持する武器や原発で金儲けをしたい仲間、自分を支持する怪しげな宗教団体、国民を働かせ放題にしたい経団連、そして国内でそうしたやりたい放題をやれるように、アメリカの言うがままになっている。
憲法15条には「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」とあるのに。つまり政治家は自分に投票してくれた人のために働くわけではない。自分に投票しない人のためにも働くのである。だけど、安倍の場合は自分に投票してくれた人にためにすらも働く気はないのだろう。
だいぶ前に小説家の松井計がこんなツィートをしていた。「今の日本は、ぱあをトップにし、ゴロツキを議員にしたら、社会はどうなるかの実証実験をやってるわけよね。悲惨なことになるのはもうよーく分かった。そろそろ実験をやめて、通常運転に戻してくれ」
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