最終ステージはやっぱり集団スプリントでしたが、ボーラのパスカル・アッカーマンが優勝でした。でも、ビデオで見る限り、カタパルト役のリュディガー・ゼーリヒのアシストが完璧でしたね。最後の右コーナーを内側からスピード上げて入ったことで、ゴール前でうまく先頭に出られました。あれだと、この面子なら先に仕掛けたスプリンターが勝ちますね。
今シーズンはスヘルデプレイスとパンヌ3日間で2位。惜しいところで勝ちを逃してきたので嬉しいことでしょう。バウハウスとかヴァルシャイトといったドイツの若手スプリンターを差し置いて、今シーズンは一番目立っていますかねぇ。
お手本のような発射台となり、自身もトップテン入りしたゼーリヒのコメントが rsn に載っていました。
「ジロの予行演習になったよ。昨日のクイーンステージはホントに苦しかったけど、今日はアッケス(=アッカーマン)にチャンスがあると思っていたんだ。彼にとっては最初のワールドツアー勝利だね。最後は計画通りだった。最後の二日ほど苦しんだのが無駄にならなくてよかった。いい気分でジロへ向かえるよ。」
というわけで、ジロではサム・ベネットの発射台ですね。ジロといえば、去年の第1ステージで、昔のイェレ・ネイダムやティエリー・マリーのような、ゴール前1キロからのアタック+逃げ切り優勝を果たしたルーカス・ペストルベルガー、今年は病気で欠場です。
一見ゴール前のアシストかと思われる動きから一転してアタックして逃げ切り、後ろでスプリンターたちを悔しがらせたあの姿をまた見たいものだと思っていたんですがねぇ。。。

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