表題のセリフは2005年の当時内閣官房副長官だった安倍晋三がΝHKの放送総局長に発した言葉だ。
これはヴィキペディアの「ΝHK番組改編問題」に出ている。この時はΝHKがETV特集シリーズ「戦争をどう裁くか」の慰安婦問題を扱う民衆法廷を扱う番組をめぐって、政治介入があったとして問題になった事件だ。
この時の番組の内容についてはどうでもいい。そもそも僕はその番組を見てないから何も言えない。問題は今現在のことだ。
すでに昨日も書いたように、佐川氏が自分のために書き換えを指示したはずは、絶対にない。だから佐川氏が書き換えを指示したのなら、それは佐川氏よりも上の層から命じられたからである。どこまでさかのぼれるのかはわからないけど、最終的には安倍がどこかで、誰かにきっと表題と同じようなセリフを言っただろうと推測するのが自然だろう。
表題のセリフも、「作り直せ」と言えば圧力いなるから「勘ぐれ」と言ったのだと、永田浩三プロデューサーがはっきりと言っている。つまり安倍は、今回も直接的には「書き換えろ」と言わなかった可能性は高いし、自分で言わずに秘書などに言わせたのかもしれない。だからあれだけ胸を張って、自分や妻が関与していたら政治家を辞める、なんて大見得を切れたんだろう。
ヤクザの親分と同じだね。あいつを殺してこいとは言わない。おい、わかってるだろうな、と言う。あうんの呼吸というやつだね 笑)だけど、裁判ではこれで十分罪を問われて有罪になっているんじゃないかね?

にほんブログ村
- 関連記事
-
スポンサーサイト