冬枯れの寒々しい風景で、しかも雨模様でしたから一層寒そうでした。ゴール地点のムードンって彫刻家のオーギュスト・ロダンのアトリエがあったところです。しかし、あんな石畳の坂があるとはねぇ。しかもイサギレとデマールの投げ合い。写真判定の写真を見てもデマールが勝っていると納得した人って少なかったんじゃないでしょうかねぇ。判定写真がツールでよく見るようなトップに縦線が入るようなタイプじゃなかったので、いよいよもって、ホントかぁ?って気分でした。
ボーラは総合上位を狙っているパトリック・コンラートが6位は良かったです。
コンラートの話。「最後の500メートルで左側で塞がれてしまった。ダッシュしていたところだったので、もう一度ブレーキをかけなければならなかった。これで速度が削がれてしまったね。僕の調子はいいよ。今日は総合狙いの選手が随分タイムロスしたのに、僕はタイムロスがなかったしね。これが一番だよ。」
もう一人、ボーラは新人賞も取りました。コンラートと同じオーストリア人の24歳のフェリックス・グロースシャルトナー。去年までポーランドのCCCの選手だったようですね。TVの表記では真ん中に S が3つも並んで間抜けな名前ですが 笑)ドイツ語表記だと Großschartner と少し締まります 苦笑)順位的には15位は立派。クライマーだそうで、拙ブログとしても、ちょっと気にしておきましょう。
グロースシャルトナーの話。「信じられないよ。ワールド・ツアーレースで初めてのリーダージャージだもの。まだ信じられない。レース中は調子があまり良くないような気がしてたんだ。最後のトレーニングキャンプの後、この何日か、ほとんど乗ってなかったんだ。だけどそれがかえって良かったのかも。登り直前の落車をうまくかわせて、最後まで前の方で走ることができた。どこまでこのマイヨを守れるかな。頑張ってみるよ」
第二ステージは山岳ポイントがない真っ平らのステージらしいです。ラスト300メートルはちょっとだけ登り気味らしいけど、完全なスプリンターステージになりそうですね。デマールはじめ、フルーネヴェーヘンやヴィヴィアーニもいるけど、デーゲンコルプやグライペルにはチャンスです。

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