というわけで第二ステージの結果をアップしたら、すでに第三ステージも終わってました。また見逃したぁ。
カヴェンディッシュがスプリントでブーアンニとキッテルに勝ちました。キッテルが3位。乗り切れないですねぇ。ただ、ビデオで見る限り、埋まっちゃってスプリントに入るのが遅すぎ。まあ、あれでカヴをあそこまで追い込めたんだから、まあ良しとするしかないですかね。
総合ではフルーネヴェーヘンがメカトラで遅れた後、チームカーに引っ張ってもらったのでペナルティ20秒でトップから落ちて、ヴィヴィアーニが4秒差でカヴをリード。でも、僕としては3位につけているナータン・ファン・ホーイドンクという名前に反応します。1990年前後に天才と言われ、ツール・ド・フランドルに2勝したエドヴィヒ・ファン・ホーイドンクの息子らしいです。エドヴィヒは89年に昭和記念公園で行われた二度目のスーパークリテリウムで優勝した選手です。

ちょっと暗くなってしまいましたが、競技マガジンから。

こちらも競技マガジンから。スーパークリテで優勝したところです。
当時はあまり大柄の選手っていなかったんですよね。ひときわ目立つ巨漢選手でした。当時のベルギーではプロ入りに年齢の制限があったんですが、彼の場合特例でその制限より年少だったのにプロになったんだったと思います。天才と呼ばれ、メルクスの再来と言われながら、何しろ練習が嫌い。当時の監督のヤン・ラースなんか、あいつは日曜日にしか練習しない、と言ってたぐらい。それに精神的なタフさもあまりなかったんでしょう。練習しなくてもそこそこ走れちゃうわけで(「そこそこ」どころかフランドルで2勝ですからね)、案の定というべきか、30歳になる前にさっさと引退してしまいました。一説にはドーピングに嫌気がさしたという話も聞いたことがありますが、それはなんとも言えませんね。
このエドヴィヒの方については、後日また書くことにして、ナータンの方の写真を探したら、あまり親父に似てないかなぁ。親父ほど騒がれてないみたいだけど、しっかり練習して親父を追い抜いてほしいものです。


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