いやはや、安倍の答弁のデタラメさを編集すれば、十分お笑い番組で使えるだろう。都合が悪くなると、聞かれていることとまるで関係ないことをとうとうと述べたてて、質問者からそんなことを聞いてない、と言われても知らん顔で丁寧にご説明させていただいたと胸張ってたもんね。それが一度や二度ではないからね。歴代首相中でこんなデタラメな答弁するのはいなかったし、今後もこれを超えるデタラメな首相は現れないだろう。
というわけで、ドバイ・ツール最初のステージはフルーネヴェーヘンがぐちゃぐちゃのスプリントを見せて優勝でした。狭いところからヴィヴィアーニが抜け出ようとして、微妙な間隔を開けたまま、うまくブロック、同時に前を行くマグヌス・コルト・ニールセンをさしました。チームとしてはヴィヴィアーニのクイックステップとキッテルのカチューシャがうまかったですけどねぇ。キッテルか、と思える展開でしたが。。。
キッテルの話。「これまでのドバイで一番テクニカルなフィナーレだった。チームは本当にうまくやっていたし、常に正しいポジションで、最後にマルコ・ハラーが俺を前へ押し上げてくれた。さあ、スプリントだと思った瞬間にテクニカルプロブレムが起きたんだ。勝つチャンスが十分にあった。いいポジションにいたからな。調子も良かった。だからそれだけがっかりしている。チームとしては上手く機能したぜ。マルコ・マティスが先頭で頑張ってくれた。奴はとっても良いぜ。この調子で次はやれると思うぜ。」
というわけで、技術的な問題と言ってますが、具体的にはなんだったのでしょうね? パンク? ディレイラーが故障? カチューシャの選手がコルト・ニールセンがアタックした直後にハンドルを叩いているシーンがちょこっと映りますが、あれがキッテルだったんですね。
優勝したフルーネヴェーヘンとしては会心のスプリントでしょうか。上手くヴィヴィアーニを止めました。
フルーネヴェーヘンの話。「ここで勝てるなんて素晴らしいよ。何しろ優秀なスプリンターがたくさんいるんだから。最後はとても際どかった。ラスト100メートルで全力を出したよ。今シーズンの最初のステージで、しかもレベルの高いスプリンターぞろいのレースで勝つのは気持ちがいいよ。」
一方のヴィヴィアーニとしては、もう少し早い段階でフルーネヴェーヘンの横に入れれば、あそこまで寄せられなかっただろうけどねぇ。
ヴィヴィアーニの話。「90%俺のミスだ。台無しにしてしまった。横風があったので右側をキープしようとしたんだ。計画通りだったし、俺の調子も良かった。なのに、フルーネヴェーヘンが最初に行った時、ミスを犯した。後ろから行くなら左側へ行けたのに。一瞬の判断だったからしょうがない。がっかりだよ。でも明日もあるからまた頑張るよ。」
毛色の違うコメントはカヴのものでしょうか。
カヴェンディッシュの話。「スプリントを上手く出来なかった。リードアウトはいたし、十分な力を出せたのに、上手くいかなかった。調子は良かったんだ。レンショウもアイゼルも上手くやってくれた。最後はかなりカオス状態だった、いや、大虐殺だった。本気で命の心配をしたよ。誰かの後ろにつこうとするんじゃなくて、集団の中を左へ走っていくやつを避けるのに一生懸命だった。UCIはこの冬に、集団の中を左右にポジションを変えてもいいと発表したから、こうなるだろうと思ってたんだ。集団内であれより後ろにいたらもうだめだね。今日はミスをした。最後の何キロかで後ろにいすぎた。だからスプリントに加われなかったんだ。」
ビデオで見ても、いまひとつグチャグチャ感がわかりませんが、カヴとしてはUCIの決定をちょっと批判気味なんでしょうか?

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