カンチェラーラ、引退したというのに、再び大きな話題になってますね。
日本でも普通のニュースとして報じられています。
当時拙ブログでも取り上げたけど、あれからもう7年も経ったんですね。しかし、このYouTubeの画像を見ちゃうと、なかなか信じられないと言いながらも、考え込まざるをえません。
この2010年、カンチェラーラはE3ハレルベケでもフレチャとボーネンを平地でちぎって優勝するんですね。この時はアタックの瞬間は腰をあげるんだけど、その後はずっとシッティングで、後ろで腰を上げてるボーネンをちぎっちゃう。
さらに上のYouTubeにあるようにパリ〜ルーベでもみんなの横を座ったまま一気に加速してちぎっちゃう。
そしてフランドルではボーネンが腰をあげて必死なのに、座ったまま平然とワープしたかのように一気に差をつけてしまう。
うーん、久しぶりに見ました。変なことは言いたくないけどねぇ。。。苦笑)
しかし、評判の悪い前任者たち(マッケイドとフェルブリュッヘン)に比べてはるかにマシになったと言われたクックソンに変わり、UCI会長になったダヴィド・ラパルティアンが調べると言って大騒ぎになっているようです。前任者クックソンはイギリス人なので、噂があるスカイに対して強硬なことができないという点で批判があったのかもしれません。それに対して、今度のフランス人のラパルティアンは、ある意味スタンドプレイなのかもしれないと勘ぐったりもします。そういえば、別のニュースではUCIのモータードーピング対策部署に、去年引退したジャン・クリストフ・ペローがつくそうです。この後、スカイのことも調べるとか言い出すんですかね?
ただ、発端となった元プロ選手フィリップ・ゲイモンの本には、特に2008年のミラノ〜サンレモが疑いの対象として書かれているらしいです。この時は残り2キロぐらいのところでアタックして逃げ切ったんですね。ゲイモンは、後ろで追っていた集団の中にはその後ドーピングで出場停止になった選手も何人かいるのに、それが追いつけなかったと言っているんだけど、それなら翌年の春のクラシックが不調だったことと整合性がないような気がします。
カンチェラーラの反応は「フィル・ゲイモンの名前も顔も思い出せない」と一言。だけどマネージャーのアルミン・マイアーは法的処置を検討すると言っているようです。何れにしても、ラパルティアン会長が調べると言ったところで、すでに7年も経っていて、証拠などないだろうし、どうやるつもりなんでしょうね?

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