大昔の選手でリック・ファン・ステーンベルヘンという世界選手権にサガンと同じく3勝している選手がいました。この選手、春のクラシックなど重要なレースで勝つと辛くて長いツールには出なくてもいいという契約を結んでいたそうですが、それに習ったか、サガンも世界戦3連覇で、まだ9月だというのに、もう辛いレースはおしまい。シーズンオフ宣言ですね。
「一年中旅から旅だったんだ、最初の子供が生まれる時には家にいたいよ。」
というわけで、ウッハウハのサガンを尻目にマルティンの、少し時期を逸したブログです。個人ロードの前のものです。
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個人TTの成績には満足できない。自分で期待していたようなパフォーマンスができなかった。最後の登りに入る直線ではベストタイムを出すというのが私の明確な目標だったのだ。しかし狙い通りにはいかなかった。本当に力を出し切ることができなかったのだ。まだ山があるということがプレッシャーになった。しかし登りでのパフォーマンスには満足してそれほど大きな差があったわけではない。しかし順位に関しては喜べない。
雰囲気は最高だった。アルプ・デュエズのような気分だった。ノルウェーの人たちは本当にスポーツが大好きな国民だということを改めて納得した。
レース後、私は彼女と娘と一緒に素敵な時間を過ごし、嫌なことをわすれられた。今は日曜の個人ロードが楽しみだ。ジョン【デーゲンコルプ】がいないので、本当のエースがいない。しかしこんな状況でもベストを尽くしたい。他のチームにとっては私たちの行動が予測し難いだろうから、それを利点としてやってみたい。
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マルティン自身はアラシロくんらと一緒に、2分半ほど遅れた大集団でゴールでした。

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